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寒暖差で体調不良になる家の原因は?9月から始める室温差対策

寒暖差で体調不良になる家の原因は?9月から始める室温差対策

9月は、日中はまだ残暑が残る一方で、朝晩は空気がひんやりとしてきます。1日の中で気温の差がもっとも開きやすい時期で、「なんとなく体がだるい」「頭が重い」と感じる方が増える季節でもあります。

外の気温差は変えられませんが、家の中の温度差は住まいの工夫で小さくできる余地があります。この記事では、寒暖差で体調がすぐれないときに家の中で何が起きているのか、どこに温度差が生まれやすいのか、そして9月から始められる室温差対策を整理します。

作成者 株式会社Sephirah(SEPHIRAH(セフィラ)|マド × 断熱|エコラボ) 会社概要

作成日 2026年9月11日 最終更新日 2026年9月11日 本記事は2026年9月時点の情報です 読了時間 約7分

寒暖差で体調がすぐれないとき、家の中では何が起きていますか?

体は気温の変化に合わせて体温を調節していますが、短時間に大きな温度差を繰り返し受けると、その調節に負担がかかりやすいとされています。外の気温差だけでなく、家の中の部屋ごとの温度差も、同じように体に影響すると考えられています。

外気の1日の寒暖差と、家の中で生まれる部屋ごとの温度差を対比した図 図1 外の寒暖差と家の中の温度差 外の寒暖差 家の中の温度差 日中の残暑と朝晩の冷え込み 通勤・外出のたびに受ける 自分では変えられない 衣服で調節するしかない 冷房の部屋と廊下・洗面所 1階と2階、窓際と部屋の中央 住まいの工夫で小さくできる 毎日、何度も往復している 外の寒暖差は避けにくいものですが、家の中の温度差は対策できる範囲にあります。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(一般的な説明の整理・2026年9月)

家の中の温度差は「回数」が多い

外出は1日に数回でも、家の中の移動は数十回になります。リビングから廊下へ、廊下から洗面所へと動くたびに温度の違う空気に触れることになり、一度あたりの差が小さくても、積み重なると体への負担になりやすいと考えられています。

体調が気になるときは医療機関へ

寒暖差による不調はあくまで一般的な説明であり、だるさや頭の重さには別の原因が隠れていることもあります。症状が続く、あるいは強い場合は自己判断せず、医療機関にご相談ください。この記事は住まいの側でできる対策に絞って解説します。

家の中で温度差が生まれやすい場所はどこですか?

温度差は「冷暖房している部屋」と「していない場所」の境目に生まれます。9月は日中に冷房を使う部屋と、朝晩に冷える北側の部屋や廊下との差が目立ちやすくなります。

場所 温度差が生まれる理由 気づきやすいサイン
廊下・洗面所・トイレ冷暖房がなく、外気の影響を受けやすいドアを開けた瞬間に空気が違う
窓際ガラスとサッシを通して外の熱や冷気が伝わる窓のそばだけ暑い・寒い
2階の部屋日射で屋根と壁が暖まり、熱がこもる夕方になっても暑さが残る
北側の部屋日が当たらず、朝晩に冷えやすい同じ家なのに一部屋だけ寒い

こうした場所に共通するのは、外の熱や冷気が入りやすい「開口部」に近いことです。特に窓は、壁に比べて熱を通しやすい部位とされており、温度差が生まれる起点になりやすいと考えられています。

窓が室温差の原因になりやすいのはなぜですか?

窓は壁よりも薄く、ガラスとサッシは熱を伝えやすい素材でできています。夏は外の熱が入り、冬は室内の熱が逃げる経路になるため、窓の多い部屋と少ない部屋で温度の差が生まれやすくなります。

日本サッシ協会の資料では、アルミサッシと単板ガラスなど断熱性能の低い窓をもつ住宅のモデル試算として、夏に室内へ入る熱の約73%が窓など開口部からとされています(2025年7月)。これは特定の条件での試算であり、住宅によって割合は異なりますが、窓が熱の主な通り道になりやすいことは共通しています。

9月の残暑では日中に窓から熱が入り、朝晩は逆に窓から冷気が伝わります。同じ窓が1日のうちに暑さと寒さの両方の原因になるのが、この時期の特徴です。窓の冷えと結露の関係は冬の結露に関するお悩み対策のページでも解説しています。

温度差を測る、暮らし方で調整する、窓の断熱を検討するという3段階の進め方を示した図 図2 9月から始める室温差対策の進め方 STEP 1 温度差を知る 部屋ごとに温度計を置く 朝・昼・夜で記録する STEP 2 暮らし方で調整 カーテン・ドアの開閉 冷暖房の設定を見直す STEP 3 窓の断熱を検討 内窓・ガラス交換など 冬が来る前に現地調査 まず現状を知り、すぐできる工夫を試したうえで、建物側の対策を検討する順番です。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(一般的な進め方の整理・2026年9月)

うちの家、室温差が体調に響いていませんか?

温度差の感じ方は家の造りや暮らし方によって変わります。下のチェックで、住まいの側に対策の余地があるかを確かめてみてください。個人情報の入力はありません。

室温差セルフチェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個家の中の温度差は比較的小さい状態です。季節の変わり目は衣服や寝具で調整しながら様子を見てください。
2〜3個温度差が生まれやすい場所があります。まず温度計で差を確かめ、カーテンや冷暖房の使い方から見直してみてください。
4〜6個窓を起点に温度差が広がっている可能性があります。暮らし方の工夫に加えて、窓の断熱を検討する段階です。体調面で気になる症状は医療機関にご相談ください。

9月から始められる室温差対策には何がありますか?

残暑と朝晩の冷え込みが同居する9月は、夏の対策と冬の準備を同時に考えられる時期です。すぐにできることと、冬が来る前に準備しておきたいことに分けて整理しました。

01部屋ごとに温度計を置き、どの場所でどのくらい差があるかを把握する

02日中は日射の入る窓のカーテンやブラインドを閉め、朝晩は冷える窓に厚手のカーテンを使う

03冷房する部屋のドアを閉め切らず、廊下側との差が極端にならないよう空気を回す

04脱衣所やトイレなど冷暖房のない場所に、小型の暖房器具を置く準備をしておく

05窓の断熱(内窓の設置・ガラス交換など)を検討し、冬が来る前に現地調査を受ける

1〜4は暮らし方の工夫で、今日からでも始められます。5は建物側の対策で、暖房を使い始める前に済ませておくと冬の温度差にも備えられます。窓からの熱の出入りが抑えられる方向に働くため、冷暖房の効きが安定しやすくなることが期待できますが、効果は住宅条件により異なります。

部屋の暑さのタイプを知る

同じ「暑い」「寒い」でも、窓からの日射が原因なのか、熱のこもりが原因なのかで対策は変わります。当社サイトの暑さタイプ診断で、お住まいの傾向を確かめてから対策を選ぶと、遠回りを避けやすくなります。

費用と補助金はどう考えますか?

内窓の設置やガラス交換など窓の断熱改修は、国の補助制度の対象になる場合があります。年内に申請できる制度もあるため、冬の準備と合わせて概要を押さえておきましょう。

項目 内容 確認先
制度名先進的窓リノベ2026事業(環境省)公式サイト
補助上限住宅1戸あたり100万円同上
対象の下限1申請あたり合計補助額5万円以上同上
申請期間2026年3月31日〜2026年12月31日同上
申請方法登録された窓リノベ事業者を通じて申請同上

補助金は予算の範囲で受け付けられる制度です。申請すれば必ず受け取れるものではなく、本記事は受給を保証するものではありません。制度名・上限額・申請期間・対象工事はいずれも2026年9月時点で公式サイトに掲載されている内容です。要件と対象製品は年度ごとに変わるため、着工前に先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。

現地調査から契約・着工、工事完了・引渡しを経て交付申請に至る流れを4段階で示す図 図 補助金を使うときの進み方(交付申請は工事のあと) STEP 1 現地調査・見積り 窓の仕様と 対象製品を確認 STEP 2 契約・着工 2025年11月28日以降に 着手した工事が対象 STEP 3 工事完了・引渡し 完了と引渡しの後に はじめて申請が可能 STEP 4 交付申請 窓リノベ事業者が 手続きと還元を実施 交付申請は工事完了・引渡しの後です。予約(任意)は最初の工事に着手した以降に行えます。 手続きの詳細・提出書類は年度の公募要領(交付申請の手引き)をご確認ください。 出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト「補助金の交付申請」(2026年9月10日確認)

現地調査で「温度差の起点になっている窓」を確認します

SEPHIRAH(セフィラ)は東京都・神奈川県を中心とする職人直営の窓断熱リフォーム専門店です。現地には代表が直接うかがい、窓の向き・大きさ・既存サッシとガラスの種類を確認したうえで、温度差が生まれやすい窓から順にご提案します。調査とお見積りは無料で、所要時間は30分から60分ほどです。窓1枚からのご依頼にも対応しています。

出典:寒暖差と体調の関係は一般的な説明にもとづく整理です(医学的な定義や数値の断定は行っていません)。夏に室内へ入る熱の割合は日本サッシ協会 快適な住まい情報室 REPORT #01(2025年7月・低断熱住宅のモデル試算)。制度内容は先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(2026年9月確認)。当社の体制は当社サイト掲載情報(2026年9月時点)。

家の寒暖差対策について、よくあるご質問は?

室温差に関するご相談で多い質問をまとめました。季節の変わり目の住まいづくりにお役立てください。不明な点は現地調査の際にあわせてお尋ねください。

家の中の温度差は、どのくらいから気にしたほうがよいですか?
体感には個人差があるため、一律の目安は設けていません。部屋を移動したときに「ひやっとする」「もわっとする」と感じる場面が続くなら、温度計で実際の差を確かめてみることをおすすめします。気になる症状が続く場合は医療機関にご相談ください。

エアコンの設定温度を工夫すれば、室温差は解消できますか?
設定温度の工夫は有効な方法のひとつですが、窓から熱が出入りしやすい家では、冷暖房を止めたとたんに温度が戻りやすい傾向があります。設備の使い方と建物側の対策を組み合わせて考えるのが基本です。

内窓を付けると、部屋ごとの温度差は小さくなりますか?
窓からの熱の出入りが抑えられる方向に働くため、冷暖房している部屋の温度が保たれやすくなることが期待できます。ただし、効果は住宅の構造や窓の大きさ、向きによって異なります。

高齢の家族がいる場合、特に注意する場所はありますか?
一般に、暖房のない廊下・脱衣所・トイレなどは冷暖房している部屋との温度差が大きくなりやすいとされています。よく使う動線上の温度差から確かめてみてください。

9月に相談すると、工事はいつごろになりますか?
窓の種類や製品の手配状況によって異なるため、一律にはお答えできません。現地調査の際に、ご希望の時期をうかがったうえで進め方をご案内しています。

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