寒さ対策 光熱費節約 冬の悩み

冬のガス代が高い原因とは?暖房と給湯で増える分と窓の関係

冬のガス代が高い原因とは?暖房と給湯で増える分と窓の関係

9月に入り、朝晩に涼しさを感じる日が増えてきました。冬のガス代の請求書を見て「こんなに使ったかな」と驚いた経験がある方は、寒くなってから慌てるより、まだ余裕のある今のうちに原因を知っておくと落ち着いて備えられます。

この記事では、冬にガス代が高くなる主な原因を「給湯」「暖房」「住まいの条件」に分けて整理し、原因の切り分け方と、窓の断熱がガス代とどう関係するかをお伝えします。

作成者 株式会社Sephirah(SEPHIRAH(セフィラ)|マド × 断熱|エコラボ) 会社概要

作成日 2026年9月20日 最終更新日 2026年9月20日 本記事は2026年9月時点の情報です 読了時間 約7分

冬のガス代はなぜ高くなるのですか?

冬のガス代が高くなる主な原因は、「給湯に使うガスが増えること」と「暖房にガスを使うこと」の2つです。家庭のガス使用量のうち、給湯と暖房の占める割合は大きいとされており、どちらも冬に使う量が増える性質があります。

冬にガス使用量が増える主な使い方と、その増え方を左右する住まいの条件を対比した図 図1 冬にガス代が増える使い方と、それを左右する住まいの条件 冬に増える使い方 増え方を左右する条件 お風呂の湯はり・追い焚き キッチンや洗面でお湯を使う ガスファンヒーター・床暖房 暖房の運転時間が長い 水道水の温度が低い 設定温度が高い 窓から熱が逃げやすい 暖房する部屋が広い・多い 使い方だけでなく、住まいの条件によって同じ使い方でもガスの量が変わります。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(一般的なガス使用の要因の整理・2026年9月)

給湯:水が冷たいほど、お湯をつくるガスが増える

冬は水道水の温度が下がるため、同じ温度のお湯をつくるのに必要な熱量が増えます。お風呂の湯はりや追い焚き、洗い物でお湯を使う機会も冬は増えるため、使い方を変えていなくても給湯のガスは増える方向に働きます。

暖房:ガス暖房は「熱が逃げる速さ」で運転時間が変わる

ガスファンヒーターやガス温水式の床暖房を使っている家庭では、暖房そのものがガス代に反映されます。暖めた熱が窓から逃げやすい住まいでは、設定温度を保つために運転が続きやすく、結果としてガスの使用量が増える方向に働きます。

ガス代が高い原因を切り分けるには?

「高い」と感じる原因が使用量なのか、料金単価なのか、住まいの条件なのかで対策は変わります。検針票やガス会社のマイページを手元に、次の順番で確認してみてください。

01検針票の「使用量(立方メートル)」を前年の同じ月と見比べ、量が増えているか単価が上がっているかを分ける

02給湯器の設定温度と、湯はり・追い焚きの回数を振り返る

03暖房にガスを使っているか(ガスファンヒーター・床暖房)と、1日の運転時間を把握する

04暖房している部屋の窓に触れ、ガラスが冷たいか・結露が出ているかを確認する

05暖房を切ったあと、部屋が冷えるまでの時間が短いかどうかを意識してみる

使用量が前年より増えていないのに請求額が上がっている場合は、料金単価や原料費調整の影響が考えられ、ガス会社のプランを確認するのが先です。使用量そのものが増えている場合は、給湯と暖房の使い方に加えて、住まいの断熱条件を見直す余地があります。

窓の断熱はガス代とどう関係しますか?

窓の断熱は、ガスの単価や給湯の量を直接変えるものではありません。関係するのは暖房の部分で、暖めた熱が窓から逃げるのを抑えることで、暖房の運転時間に余裕が生まれる方向に働きます。

対策 考え方 ガス代との関係
内窓(インプラス)の追加既存の窓の内側にもう1枚窓を付け、空気層で熱の出入りを抑える暖房の熱が逃げにくくなる方向に働く
ガラス交換既存のサッシのままガラスを断熱性の高いものに替える同上(サッシ枠の状態により向き不向き)
給湯器の設定見直し設定温度や追い焚きの回数を見直す給湯の使用量に直接関係する

日本サッシ協会のモデル住戸試算(2025年)では、6地域(関東〜九州)の戸建てで窓を高断熱化した場合、冷暖房を合算して年間およそ2.2〜2.7万円の光熱費削減が見込まれるとされています。これは電気・ガスを区別しないモデル住戸の試算であり、実際の効果は住宅の条件や暖房機器により異なります。光熱費との関係は電気代・光熱費に関するお悩み対策のページで、ご自宅の窓に近い条件での目安は光熱費シミュレーションで確認できます。

うちのガス代、窓が関係していますか?

ガス代の高さに窓がどの程度関わっているかは、暖房の種類や窓の状態で変わります。下のチェックで確認してみてください。個人情報の入力はありません。

冬のガス代と窓 セルフチェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個窓の影響は比較的小さい状態です。給湯の使い方や料金プランの確認から始めてよい段階です。
2〜3個暖房の熱が窓から逃げている可能性があります。窓側の対策とあわせて検討してください。
4〜6個暖房の使い方と窓の断熱性の両方がガス代に関わっている可能性が高い状態です。冬前に窓の見直しを検討する段階です。

冬のガス代に、9〜10月のうちにできる備えは?

冬のガス代は、請求が来てから減らすことはできません。朝晩が冷え始める9〜10月は、原因の把握と対策を落ち着いて進めやすい時期です。

9〜10月の原因把握から、秋の対策、冬の検針票での確認までを3段階で示した図 図2 冬のガス代に備える進み方 STEP 1 9〜10月 前年の検針票で使用量を確認 給湯・暖房の使い方を振り返る STEP 2 10〜11月 現地調査・見積り 対象製品と工事日を決める STEP 3 検針票で使用量を見比べる 暖房の運転時間を意識する 原因を先に切り分けておくと、対策の優先順位が決めやすくなります。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(一般的な準備の進み方の整理・2026年9月)

暖房を長く使う部屋の窓から始める進め方

家全体の窓を一度に見直す必要はありません。暖房を最も長く使うリビングなど、1部屋の窓から先に整え、冬の検針票で変化を確かめてから次を考えるという進め方には利点があります。当社は窓1枚からのご依頼を承っており、内窓の場合は壁を壊さずに取り付けられます。

費用と補助金はどう考えますか?

窓の断熱改修は国の補助制度の対象になる場合があります。ガス代の対策として窓を見直す場合も、まず制度の概要を押さえておきましょう。

項目 内容 確認先
制度名先進的窓リノベ2026事業(環境省)公式サイト
補助上限住宅1戸あたり100万円同上
対象の下限1申請あたり合計補助額5万円以上同上
申請期間2026年3月31日〜2026年12月31日同上
申請方法登録された窓リノベ事業者を通じて申請同上

補助金は予算の範囲で受け付けられる制度です。申請すれば必ず受け取れるものではなく、本記事は受給を保証するものではありません。制度名・上限額・申請期間・対象工事はいずれも2026年9月時点で公式サイトに掲載されている内容です。要件と対象製品は年度ごとに変わるため、着工前に先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。

現地調査から契約・着工、工事完了・引渡しを経て交付申請に至る流れを4段階で示す図 図 補助金を使うときの進み方(交付申請は工事のあと) STEP 1 現地調査・見積り 窓の仕様と 対象製品を確認 STEP 2 契約・着工 2025年11月28日以降に 着手した工事が対象 STEP 3 工事完了・引渡し 完了と引渡しの後に はじめて申請が可能 STEP 4 交付申請 窓リノベ事業者が 手続きと還元を実施 交付申請は工事完了・引渡しの後です。予約(任意)は最初の工事に着手した以降に行えます。 手続きの詳細・提出書類は年度の公募要領(交付申請の手引き)をご確認ください。 出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト「補助金の交付申請」(2026年9月10日確認)

現地調査で「暖房の熱が逃げる窓」を確認します

SEPHIRAH(セフィラ)は東京都・神奈川県を中心とする職人直営の窓断熱リフォーム専門店です。現地には代表が直接うかがい、窓の向き・大きさ・既存サッシとガラスの種類、暖房している部屋の状況を確認したうえでご提案します。調査とお見積りは無料で、所要時間は30分から60分ほどです。窓1枚からのご依頼にも対応しています。

出典:冬のガス代が増える要因は、家庭のエネルギー利用に関する一般的な説明にもとづく整理です(内訳の割合や削減額の断定は行っていません)。光熱費の削減見込みは日本サッシ協会のモデル住戸試算(2025年)。制度内容は先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(2026年9月確認)。当社の体制は当社サイト掲載情報(2026年9月時点)。

冬のガス代について、よくあるご質問は?

冬のガス代に関するご相談で多い質問をまとめました。冬前の備えにお役立てください。不明な点は現地調査の際にあわせてお尋ねください。

使い方は変えていないのに、冬だけガス代が上がるのはなぜですか?
冬は水道水の温度が下がるため、同じ温度のお湯をつくるのに必要なガスの量が増えるとされています。使い方が同じでも、給湯にかかるガスが季節で変わることが一因です。検針票の使用量(立方メートル)を月ごとに見比べると、季節による差が確認できます。

ガスファンヒーターと床暖房、どちらもガス代に影響しますか?
どちらもガスを燃料にする暖房ですので、使う時間が長いほどガス代に反映されます。部屋の熱が窓から逃げやすい住まいでは、設定温度を保つために運転時間が延びる方向に働きます。

窓の断熱をすると、ガス代はどのくらい下がりますか?
住宅の条件・暖房機器・使い方により異なるため、金額を断定することはできません。日本サッシ協会のモデル住戸試算(2025年)では、窓の高断熱化で冷暖房を合算して年間およそ2.2〜2.7万円の光熱費削減が見込まれるとされていますが、これは電気・ガスを区別しないモデル試算である点にご注意ください。

内窓は1部屋だけでも意味がありますか?
はい。暖房を長く使うリビングなど、1部屋の窓から始める進め方には利点があります。当社は窓1枚からのご依頼を承っており、変化を確かめてから次の部屋を検討できます。

ガス代の高さを相談するのは、ガス会社と窓の会社のどちらですか?
料金プランや単価についてはガス会社への確認が適切です。使用量そのものを減らしたい、暖房の熱が逃げるのを抑えたいという場合は、住まいの断熱の相談先である当社のような窓の専門店が対応します。

冬のガス代が来る前に、暖房の熱が逃げる窓を見直しませんか

暖房を長く使う部屋の窓1枚からでも、条件を満たせば補助金の対象になる場合があります。LINEで窓の写真を送るだけで、使える補助金の目安をご案内します。ご相談・お見積りは無料です。

LINEで補助金シミュレーションをする

この記事に関連するページ

こちらもよく一緒に見られています