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電車の音がうるさい家の対策は?窓を開けたい秋に見直す防音

電車の音がうるさい家の対策は?窓を開けたい秋に見直す防音

9月に入り、冷房を止めて窓を開けたくなる日が増えてきました。ところが窓を開けたとたん、電車の走る音が部屋いっぱいに広がって、結局また閉めてしまう。線路の近くに住む方にとって、涼しい風を入れたい季節は、騒音が一気に気になる季節でもあります。

この記事では、電車の音が家に入ってくる経路と、今日からできる対策、窓を開けたい秋と閉める冬の両方を見据えた防音の考え方を整理します。

作成者 株式会社Sephirah(SEPHIRAH(セフィラ)|マド × 断熱|エコラボ) 会社概要

作成日 2026年9月20日 最終更新日 2026年9月20日 本記事は2026年9月時点の情報です 読了時間 約7分

電車の音は、家のどこから入ってきますか?

電車の音が家に入る主な経路は「窓」です。壁や屋根に比べて窓は薄く、サッシの隙間もあるため、外の音が最も通りやすい部分とされています。窓を閉めても音が気になる家では、まず窓の状態を確認することが対策の出発点になります。

電車の音が家に入る主な経路と、それぞれに対応する対策の方向を対比した図 図1 電車の音が入る経路と、それぞれの対策の方向 音が入る経路 対策の方向 開けた窓からそのまま入る サッシの隙間から入る ガラスを振動させて通る 換気口や壁の薄い部分から入る 開ける時間帯と窓を選ぶ 隙間をふさぐ 窓の層を増やす・ガラスを替える 換気口の防音部材を検討する 経路ごとに対策が異なるため、どこから音が入っているかを先に見極めます。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(一般的な音の経路の整理・2026年9月)

隙間から入る音と、ガラスを通る音

窓から入る音には、サッシの隙間を通って入る音と、ガラスそのものを振動させて伝わる音の2種類があります。古いサッシは建付けの緩みや戸車の摩耗で隙間が生じやすく、1枚ガラスは振動を通しやすい傾向があるとされています。どちらが主な経路かによって、有効な対策が変わります。

電車の音は「繰り返し」だから気になりやすい

電車の音は一定の間隔で何度も繰り返されるため、慣れるどころか意識してしまうという方も少なくありません。夜間や早朝の始発・終電の時間帯、貨物列車の通過など、気になる時間帯を把握しておくと、対策の優先順位を決めやすくなります。

今日からできる電車の音対策は?

窓の工事をしなくても、開け方や室内の工夫で体感が変わることがあります。費用のかからない対策から順に試してみてください。

01電車の本数が少ない時間帯を選んで窓を開け、線路と反対側の窓を優先して使う

02サッシの隙間に隙間テープを貼り、戸車や建付けの緩みがないか確認する

03厚手のカーテンやカーテンボックスで、窓面をできるだけ覆う

04窓の近くに本棚など背の高い家具を置き、寝る位置や机を窓から離す

05換気口の防音部材や、内側からの防音パネルを検討する

これらは費用を抑えて始められる一方で、窓の隙間やガラスそのものが変わるわけではありません。「窓を閉めても音が残る」「毎年秋になると同じことで悩む」という場合は、窓そのものを見直す段階に来ていると考えられます。

内窓は電車の音にどう働きますか?

内窓は既存の窓の内側にもう1枚窓を付ける方法です。2枚の窓の間に空気層ができ、サッシの隙間も二重になるため、窓を通る音と隙間から入る音の両方の抑制が期待できます。

対策 考え方 注意点
内窓(インプラス)の追加既存の窓と内窓の2枚のガラスと空気層で、窓を通る音を抑える内窓の建付け精度が重要。断熱・結露対策も同時に検討できる
ガラス交換既存のサッシのまま、防音性に配慮したガラスに替えるサッシの隙間はそのまま残る
外窓交換(カバー工法)既存の枠を残して新しい窓をかぶせて交換する窓全体を更新したいときの選択肢

内窓の効果は、線路との距離、音の高さや種類、既存の窓の状態、住宅の構造により異なります。数値で効果を約束することはできませんが、窓を通る音の経路を二重にするという考え方は、断熱や結露の対策と共通しています。防音の考え方は防音・防犯に関するお悩み対策のページで、内窓の詳細は内窓(インプラス)設置のページで解説しています。

うちの家、電車の音は窓から入っていますか?

音の主な通り道が窓かどうかは、窓の状態と音の聞こえ方で見当がつきます。下のチェックで確認してみてください。個人情報の入力はありません。

電車の音と窓 セルフチェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個窓の影響は比較的小さい状態です。開け方の工夫や隙間テープで様子を見てよい段階です。
2〜3個窓が音の主な通り道になっている可能性があります。隙間とガラスの両方を確認する段階です。
4〜6個窓の隙間とガラスの両方から音が入っている可能性が高い状態です。窓そのものの見直しを検討する段階です。

窓を開けたい秋と、閉めて過ごす冬をどう両立しますか?

秋は窓を開けて風を入れたい季節、冬は窓を閉めて暖かく過ごしたい季節です。防音の対策は、この両方の季節で暮らしやすくなるように考えると、無理のない順番が見えてきます。

秋の開け方の工夫から、冬前の窓の見直し、冬の閉めた窓での確認までを3段階で示した図 図2 秋から冬にかけての音対策の進み方 STEP 1 9〜10月 開ける時間帯と窓を選ぶ 音の通り道を確かめる STEP 2 10〜11月 現地調査・見積り 対象製品と工事日を決める STEP 3 閉めた窓で静かさと 暖かさを確かめる 秋に音の通り道を確かめておくと、冬前の対策を落ち着いて選べます。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(一般的な準備の進み方の整理・2026年9月)

防音と断熱を、同じ窓で同時に考える

内窓による防音は、冬の断熱や結露の対策と同じ工事で実現できるのが特徴です。秋に「音」で気になった窓は、冬には「冷気」や「結露」で気になる窓でもあります。静かに過ごしたい寝室や仕事部屋の窓1枚から始め、変化を確かめてから次を考える進め方には利点があります。当社は窓1枚からのご依頼を承っており、内窓の場合は壁を壊さずに取り付けられます。

費用と補助金はどう考えますか?

先進的窓リノベ2026事業は断熱性能を基準にした国の補助制度で、防音を目的とする制度ではありません。ただし防音タイプの内窓であっても、登録製品であれば対象になり得ます。まず制度の概要を押さえておきましょう。

項目 内容 確認先
制度名先進的窓リノベ2026事業(環境省)公式サイト
補助上限住宅1戸あたり100万円同上
対象の下限1申請あたり合計補助額5万円以上同上
申請期間2026年3月31日〜2026年12月31日同上
申請方法登録された窓リノベ事業者を通じて申請同上

補助金は予算の範囲で受け付けられる制度です。申請すれば必ず受け取れるものではなく、本記事は受給を保証するものではありません。制度名・上限額・申請期間・対象工事はいずれも2026年9月時点で公式サイトに掲載されている内容です。要件と対象製品は年度ごとに変わるため、着工前に先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。

現地調査から契約・着工、工事完了・引渡しを経て交付申請に至る流れを4段階で示す図 図 補助金を使うときの進み方(交付申請は工事のあと) STEP 1 現地調査・見積り 窓の仕様と 対象製品を確認 STEP 2 契約・着工 2025年11月28日以降に 着手した工事が対象 STEP 3 工事完了・引渡し 完了と引渡しの後に はじめて申請が可能 STEP 4 交付申請 窓リノベ事業者が 手続きと還元を実施 交付申請は工事完了・引渡しの後です。予約(任意)は最初の工事に着手した以降に行えます。 手続きの詳細・提出書類は年度の公募要領(交付申請の手引き)をご確認ください。 出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト「補助金の交付申請」(2026年9月10日確認)

現地調査で「音の通り道」を確認します

SEPHIRAH(セフィラ)は東京都・神奈川県を中心とする職人直営の窓断熱リフォーム専門店です。現地には代表が直接うかがい、窓の向き・大きさ・既存サッシとガラスの種類、線路との位置関係を確認したうえでご提案します。調査とお見積りは無料で、所要時間は30分から60分ほどです。窓1枚からのご依頼にも対応しています。

出典:電車の音の経路と対策は、住宅の防音に関する一般的な説明にもとづく整理です(遮音性能の数値による効果の断定は行っていません)。制度内容は先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(2026年9月確認)。当社の体制は当社サイト掲載情報(2026年9月時点)。

電車の音の対策について、よくあるご質問は?

線路沿いの住まいの音に関するご相談で多い質問をまとめました。窓を開けたい季節の参考にしてください。不明な点は現地調査の際にあわせてお尋ねください。

内窓を付けると、電車の音は聞こえなくなりますか?
音が完全に聞こえなくなるわけではありません。既存の窓と内窓の2枚のガラスと空気層で、窓を通る音の抑制が期待できますが、効果は線路との距離・音の種類・住宅の構造により異なります。現地調査で窓の状態を確認したうえでご説明します。

電車の音は、窓を閉めていても聞こえます。窓が原因ですか?
窓を閉めても聞こえる場合、サッシの隙間から入る音とガラスを通る音の両方が考えられます。窓の近くで音が大きく、窓から離れると小さくなるなら、窓が主な通り道になっている可能性があります。

防音ガラスと内窓、どちらがよいですか?
既存のサッシの状態、窓の大きさ、断熱や結露の悩みも同時に解決したいかで選び方が変わります。内窓は既存の窓を残すため、断熱・結露対策と防音を同時に検討できる点が特徴です。

線路沿いの家は、全部の窓を対策しないと意味がありませんか?
寝室や仕事部屋など、静かに過ごしたい部屋の窓から始める進め方には利点があります。当社は窓1枚からのご依頼を承っており、変化を確かめてから次の部屋を検討できます。

防音のための内窓も、補助金の対象になりますか?
先進的窓リノベ2026事業は、断熱性能の基準を満たした登録製品による窓改修を対象とする制度です。防音タイプの内窓であっても、登録製品であれば対象になり得ます。製品ごとの登録状況は現地調査の際に確認します。

窓を開けたい季節に、音の通り道を見直しませんか

防音タイプの内窓も、登録製品であれば先進的窓リノベ2026の対象になり得ます。LINEで窓の写真を送るだけで、使える補助金の目安をご案内します。ご相談・お見積りは無料です。

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