家じゅうグッタリ型

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光熱費・電気代 まるごと断熱
※本ページは、実際のお客様の事例ではありません。窓の断熱リフォームでよくあるお悩みをもとに、一般的な原因と対策の考え方をご紹介するモデルケースです。効果や費用は、お住まいの状況によって異なります。
結論から

複数の部屋で同時に暑さを感じるのは、住まい全体の断熱性能が関わっているためだと考えられています。ただし、家じゅうの窓を一度に手がける必要はありません。対策は、どこから着手するかの見極めが軸になります。

BLOCK 1たとえば、こんなケース

たとえば、築年数を重ねた一戸建てを思い浮かべてみてください。

リビングも寝室も子ども部屋も、どこにいても夏は暑く、冷房の効きが鈍い。「あの部屋が暑い」ではなく「家じゅうが暑い」という感覚に近い。

どこか1か所が悪いというより、住まい全体が同じ課題を抱えている。だからこそ、どこから手をつければよいのか分からない。

複数の部屋で同時に暑さを感じる場合は、こうした状態になりやすいとされています。これは特定のご家庭の話ではなく、建物の年代と窓の仕様が重なったときに共通して見られる傾向です。もしお心当たりがあれば、これから先の内容は、ご自宅にもあてはまるかもしれません。

BLOCK 2こうしたケースで起こりがちなこと

家じゅうが暑い住まいでは、判断が止まってしまうことがよくあります。

暑いのは分かっているし、何とかしたいとも思っている。けれど家全体となると費用の見当がつかず、1か所だけ直しても意味がないのではと考えているうちに、また夏が過ぎていく。

見積もりを取ってみたものの金額の大きさに気持ちが折れた、複数の会社から違うことを言われて分からなくなった、という声もうかがいます。

日々の暮らしでは、家族それぞれが自分なりの対処をしています。エアコンのある部屋に人が集まる。使わない部屋が増える。夏のあいだだけ、家の使い方が縮こまっていく。

そして電気代は上がっていく。冷房を我慢すれば体にこたえる。どちらを選んでも、すっきりしない――こうした状態が続きやすくなります。

この状況でいちばん必要なのは、工事そのものより「順番」なのかもしれません。

BLOCK 3なぜ、そうなるのか

窓は、熱がいちばん出入りする場所です

夏に室内へ入る熱のうち、窓など開口部からがおよそ7割を占めるとされています。断熱性能の低い窓をもつ住宅のモデル試算では約73%にのぼり、屋根は約11%、外壁は約7%、床は約3%です(日本サッシ協会)。

夏に室内へ入る熱の割合

窓など開口部 約73%


屋根 約11%


外壁 約7%


床 約3%


前提:アルミサッシ+単板ガラスなど、断熱性能の低い窓をもつ住宅のモデル試算。窓の仕様によって割合は変わります。
出典:日本サッシ協会 快適な住まい情報室 REPORT #01(2025年7月)

この試算が想定しているのは、アルミサッシと単板ガラスのような、断熱性能の低い窓をもつ住まいです。建てられた年代によっては、家じゅうの窓がこの仕様である場合があります。

課題が「点在」しています

1つの窓の性能が足りないのであれば、その窓の話で済みます。ところが家じゅうの窓が同じ仕様であれば、同じ課題が家じゅうに散らばっていることになります。

リビングの窓も、寝室の窓も、廊下の窓も、それぞれが熱を通している。どこか1か所を直しても、ほかがそのままなら、家全体としての感覚は大きく変わらない。「1か所だけ直しても意味がないのでは」という感覚は、この点では的を射ています。

だからこそ、順番が効いてきます

ただし、ここから導かれる結論は「だから一度に全部やるしかない」ではありません。

課題が点在しているということは、裏を返せば、どこから手をつけても一定の効果があるということでもあります。そして、効果の感じやすさは場所によって違います。長く過ごす部屋と、通り過ぎるだけの廊下とでは、同じ工事でも体感が変わります。

家じゅうが暑い住まいで大切なのは、全部を一度に解決することではなく、変化を感じ取りやすい場所から順に手をつけることだと考えられています。

BLOCK 4対策として考えられる方向性

家全体の断熱を考えるとき、進め方は大きく2つに分かれます。

① 一度にまとめて手がける

家じゅうの窓を一括で工事する方法です。

利点は明確です。立ち会いや段取りの手間が最小限で済み、家全体の温度のむらが同時に解消されるため変化も分かりやすくなります。補助制度の申請も一度で済みます。

一方で、費用は一度に集中します。まとまった予算を確保できることが前提になります。

② 段階的に進める

優先順位をつけて、部屋ごと・窓ごとに分けて進める方法です。

利点は、費用を分散できることです。そして、ご自宅での効き方を実際に確かめてから次を判断できることです。カタログの数値ではなく、ご自身の体感をもとに範囲を決められます。

一方で、工事が複数回に分かれるため、そのつど段取りが必要になります。補助制度は年度によって内容が変わるため、次の工事のときに条件が変わっている可能性もあります。

どちらが正しい、ということはありません

ご予算、お住まいの計画、ご家族の状況によって、適した進め方は変わります。

当社としてお伝えしたいのは、「家じゅうやらないと意味がない」わけではないということです。エアコンで冷やしている部屋の窓に手を入れれば、その部屋の効きは変わります。使っていない部屋まで急いで手がける必要はありません。

なお、日ざしそのものをさえぎることが目的であれば、遮熱タイプのガラス(遮熱Low-E複層ガラスなど)を組み合わせることが前提になります。一般的なガラスを用いた内窓で主に効くのは断熱であり、日射をさえぎる効果は限定的です。

BLOCK 5SEPHIRAHでは、どう考えるか

SEPHIRAH(セフィラ)|マド × 断熱|エコラボは、東京都・神奈川県を中心に窓の断熱リフォームを手がけています。

家じゅうが暑いというご相談で、当社がもっとも時間をかけるのは優先順位の組み立てです。

窓の数は、家全体で20か所を超えることもめずらしくありません。そのすべてが同じ重みを持つわけではなく、効果を感じ取りやすい窓には順番があります。

現地調査では、すべての窓の向き・大きさ・仕様を確認したうえで、どの窓から手をつけるとどう変わりそうかをご説明します。ご予算に応じて、複数の進め方をご提示することもあります。調査とお見積りは無料で、所要時間は30分から60分ほどです。

補助制度についても、対象の判定から書類の作成、申請、スケジュールの管理まで当社が代行します。段階的に進める場合は、その年度に何ができるかも含めてご相談を承ります。

当社は、下請けに工事を丸投げしない職人直営の体制をとっています。現場には代表の佐藤が直接うかがいます。長いお付き合いになる可能性のある工事だからこそ、見に来た人間と手を動かす人間が同じであること。それが、当社が大切にしている姿勢です。

BLOCK 6期待できる変化

窓の断熱を進めることで期待できるのは、家のなかの居場所が戻ってくることです。

熱の出入りが減れば、冷房で冷やした空気は室内にとどまりやすくなります。部屋ごとの温度差が小さくなり、「涼しい部屋に人が集まる」という状態から、少しずつ離れていくことが見込めます。

見過ごされやすい点もお伝えします。ある年の調査では、熱中症による救急搬送の発生場所として、住居がもっとも多かったと報告されています(総務省消防庁。全国の搬送人員は年によって変動します)。室内の暑さは、快適さだけの問題ではありません。

また、断熱による室温の改善と、血圧や脂質、夜間頻尿などとの関連が報告されています(国土交通省 スマートウェルネス住宅等推進事業)。これは関連が報告されているという段階の知見であり、断熱リフォームが病気の治療や予防になるという意味ではありません。

ただし、効果の程度は建物の状態、窓の仕様、工事の範囲によって異なります。暑さが必ずなくなるとお約束できるものではありません。

BLOCK 7費用と補助制度の考え方

窓の断熱リフォームは、先進的窓リノベ2026事業などの補助対象になる場合があります。東京都ではクール・ネット東京、神奈川県では県の省エネ改修に関する制度があり、区市町村が独自の制度をもつこともあります。組み合わせられるかどうかは条件によって変わります。

進め方に関わる大切な点をお伝えします。補助制度を利用する場合、制度によっては申請から工事の着手までに一定の期間が必要になります。 交付決定を受ける前に工事に着手すると、対象外となる制度もあります。

工事そのものは短期間で終わるものであっても、補助制度を使う場合は、そのぶんのお時間を見込んでご計画いただくことになります。段階的に進める場合は、どの工事をどの年度に行うかという組み立てにも関わってきます。

制度は年度によって内容が変わります。ご検討の時期とお住まいの地域によって使える制度が異なりますので、個別にご案内します。

BLOCK 8どこから手をつけるか

家じゅうの窓を、一度に手がける必要はありません。

優先順位の考え方として、一般的に挙げられるのは次の3つです。

① 長く過ごす部屋から リビングやダイニングなど、一日のうちで滞在時間の長い場所です。同じ工事でも、そこにいる時間が長いほど変化を感じやすくなります。

② 眠る部屋から 寝室です。睡眠の質は体感としてはっきり出るため、効果が分かりやすい場所とされています。

③ 日ざしを強く受ける窓から 西日の入る窓、面積の大きい掃き出し窓など、熱の出入りが大きい窓です。1枚あたりの効果が大きくなります。

この3つが重なる窓があれば、そこが最優先ということになります。

当社は窓1枚からのご依頼を承っています。部屋単位でまとめる「一部屋断熱」、家全体を対象とする「まるごと断熱」もご用意しています。どの単位で進めるかも含めて、ご相談を承ります。

まず1か所、変化を確かめてみる。 そこから先を決めていただくのでも、遅くはありません。

Q & Aよくいただくご質問

Q. 家じゅうの窓を、一度にまとめて工事しないといけませんか?
そのようなことはありません。窓の工事は窓単位・部屋単位で進められます。エアコンで冷やしている部屋の窓に手を入れれば、その部屋の効きは変わります。使っていない部屋まで急いで手がける必要はありません。
Q. どの部屋から手をつけるのが効果的とされていますか?
長く過ごす部屋、眠る部屋、日ざしを強く受ける窓の3つが目安としてよく挙げられます。ご自宅での順番は現地調査でご提案します。
Q. 段階的に進める場合でも、補助制度は関係してきますか?
関係します。制度は年度ごとに内容が変わるため、どの工事をどの年度に行うかによって条件が変わることがあります。また、申請から着手までに期間が必要な制度もあります。段階的に進めるご計画であれば、その組み立てを含めてご相談ください。
Q. 一度に行う場合と、分けて行う場合とでは、何が変わりますか?
一度に行う場合は、工事と申請の手間が最小限で済み、家全体の変化も分かりやすくなります。分けて行う場合は、費用を分散でき、ご自宅での効き方を確かめてから次を判断できます。どちらが適しているかは、ご予算とお住まいの計画によって変わります。

まずは、ご自宅の窓を見てみませんか

家じゅうが暑いという状態は、動き出しにくいものです。だからこそ、順番を決めるところからご一緒させてください。

効果を試算してみる わが家はどの窓から優先して手をつけるべきか、シミュレーションが手がかりになります

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※本ページは、実際のお客様の事例ではありません。窓の断熱リフォームでよくあるお悩みをもとに、一般的な原因と対策の考え方をご紹介するモデルケースです。効果や費用は、お住まいの状況によって異なります。工事によって「必ず涼しくなる」「確実に光熱費が下がる」といった効果をお約束するものではありません。掲載している数値は、断熱性能の低い窓をもつ住宅を想定したモデル試算にもとづくものです。補助制度の適用条件や交付額についても、お住まいの環境や申請時点の制度内容によって異なります。