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窓断熱リフォームの種類を比較!3つの工法の違いと選び方の順番

窓断熱リフォームの3つの工法について、窓の模型を使って説明を受ける夫婦のイメージ

窓の断熱リフォームを調べると、「内窓」「ガラス交換」「カバー工法」という言葉が次々に出てきます。結局どれを選べばいいのか、違いが分からないまま見積りを取るのは不安なものです。

3つの種類には、それぞれ「得意な窓」があります。この記事では、3工法の仕組みと違いを比較し、ご自宅の窓に合う種類を絞り込む順番を解説します。

作成者 株式会社Sephirah(SEPHIRAH(セフィラ)|マド × 断熱|エコラボ) 会社概要

作成日 2026年9月1日 最終更新日 2026年9月1日 本記事は2026年8月時点の情報です 読了時間 約10分

窓断熱リフォームには、どんな種類があるのですか?

大きく「内窓の設置」「ガラス交換」「窓ごと交換(カバー工法など)」の3種類です。どこに手を入れるかが違い、工事の規模も「ガラスだけ→内側に1枚追加→窓ごと」の順に大きくなります。

種類 どこに手を入れるか 特徴
内窓の設置今ある窓の内側にもう1枚の窓を追加壁を壊さない。既存窓はそのまま。二重窓になり空気層で断熱
ガラス交換ガラスだけを断熱・遮熱タイプに交換枠はそのまま。見た目や開閉の使い勝手が変わらない
窓ごと交換(カバー工法)既存の枠に新しい枠をかぶせて窓全体を交換枠ごと断熱仕様になる。傷んだ窓の刷新を兼ねる

3種類とも、性能基準を満たす登録製品を使えば国の補助制度(先進的窓リノベ2026事業)の対象工事に含まれます。つまり「補助金が使えるのはどれか」ではなく「うちの窓に合うのはどれか」で選ぶ問題です。以下、それぞれの仕組みと得意な窓を順に見ていきます。

内窓の設置|「窓が2枚」になる方式

今ある窓の内側にもう1枚窓を付け、既存窓との間に空気の層をつくります。壁を壊さず室内側だけで完結する工事で、断熱に加えて、室内側の窓面が冷えにくくなることによる結露の抑制、二重窓化による音の伝わりにくさも期待できます。マンションでも管理規約の確認を前提に戸別で進めやすい方式です。既存の窓を残すため、内窓と合わせて窓の開閉が2回になる点は、使い方として知っておきたい変化です。逆に向いていないのは、窓枠の内側の奥行きが極端に浅い窓や、既存窓の枠自体が傷んでいる窓です。奥行き不足はふかし枠で補えますが、枠の傷みは内窓では解決しません。製品選びの考え方は内窓設置のページで詳しく解説しています。

ガラス交換|「窓の見た目を変えない」方式

サッシ枠はそのままに、ガラスだけを複層ガラスやLow-E複層ガラスに交換します。窓の開閉方法も見た目もほぼ変わらないため、生活の変化が最も小さい方式です。ただし枠がアルミのままの場合、枠の冷えによる結露は残ることがあります。ガラスの選び方は目的(断熱・遮熱)で変わります。網入りガラスや特殊サイズなど、窓によっては選べるガラスに制約があるため、ここも現地確認が効く部分です。向いていないのは、枠の冷えによる結露が主因の窓と、枠の気密が落ちている窓。ガラスを替えても枠の問題は残ります。

カバー工法|「窓を丸ごと新しく」する方式

既存の枠の上から新しい断熱仕様の枠をかぶせ、窓全体を交換します。壁を壊すはつり工法と違い、壁工事なしで窓ごと刷新できるのが特徴です。枠の傷み・開閉の不具合・建て付けの狂いなど、窓そのものの老朽化も一緒に解決したい場合に向いています。3種類の中では工事範囲が大きいぶん、窓の性能と見た目を一新できるのが持ち味です。既存の枠に新しい枠をかぶせる構造上、開口部がわずかに小さくなる点は、事前に知っておきたい変化です。

3種類の違いは、どこで比べればよいですか?

「窓の状態」「解決したい悩み」「住まいの制約」の3軸で比べると、自然に絞り込めます。価格表の比較から入るより、この3軸で先に種類を絞るほうが早く正確です。

窓断熱リフォームの種類選びを窓の状態・悩み・制約の3軸で整理した図 図1 種類選びの3軸 種類が絞れる質問 種類を決めない質問 枠は傷んでいる?(→カバー工法寄り) 結露・防音も気になる?(→内窓寄り) 見た目を変えたくない?(→ガラス交換寄り) マンション?(→まず内窓) どのメーカーがいい? いくらが相場? 補助金はどれが得? → 種類が決まった後に考えれば十分 左の質問に答えるだけで、3種類のうち1〜2つまで自然に絞れます。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(選び方の整理・2026年8月)

「窓の状態」が最優先の理由

ガラス交換も内窓も、既存の枠が健全であることが前提の工法です。枠が歪んでいたり腐食が進んでいたりすると、良いガラスを入れても隙間風や開閉の問題が残ります。築年数が経っている住まいでは、まず枠の状態を確認してから種類を選ぶのが、遠回りに見えて最短です。確認は難しいことではありません。開閉の重さ、枠下端の変色、隙間風の有無。この3点を見るだけでも判断材料になります。

悩み別の相性

01結露をとにかく減らしたい → 内窓(室内側の窓面が冷えにくくなる)

02外の音・室内の音漏れも気になる → 内窓(二重窓化と気密性の向上)

03見た目と使い勝手を変えたくない → ガラス交換

04枠の傷み・開閉不良も直したい → カバー工法

複数の悩みが重なる場合は、窓ごとに種類を使い分けるのが現実的です。全部の窓を同じ工法にする決まりはありません。むしろ窓ごとの使い分けこそ、費用対効果を高める定石です。

うちの窓には、どの種類が合いそうですか?

下のチェックで、ご自宅の窓の条件を整理してみてください。当てはまり方で、検討を始める種類の見当がつきます。

種類選びの条件セルフチェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個窓の状態は比較的健全とみられます。目的(断熱・結露・防音)に合わせて内窓かガラス交換から検討を始めてください。
2〜3個悩みと窓の状態の両方が関わる段階です。チェックした項目を現地調査で伝えると、種類の絞り込みが一度で進みます。
4〜6個枠の状態確認が最優先です。カバー工法を含めた比較が必要なため、まず現地で枠の健全性を見てもらってください。

種類を決めるまでの順番は?

「現地調査で窓の状態を確認→種類を絞る→ガラスと製品を選ぶ→見積り比較」の順です。種類が先、製品が後。この順番を守ると迷いが減ります。

現地調査から種類の絞り込み、製品選定、見積り比較までの流れを示した図 図2 種類決定までの4段階 STEP 1 窓の状態を確認 枠の健全性と 採寸を現地で STEP 2 種類を絞る 状態×悩み×制約の 3軸で1〜2種類に STEP 3 ガラス・製品を選ぶ 目的と補助金区分に 合わせて選定 STEP 4 見積りを比べる 同じ仕様条件で 自己負担額を比較 種類が絞れていれば、見積り比較は「同じ土俵」で行えます。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(検討手順の整理・2026年8月)

職人直営だから、種類の垣根なく提案できる

SEPHIRAH(セフィラ)は東京都・神奈川県を中心とする職人直営の窓断熱リフォーム専門店です。内窓・ガラス交換・カバー工法のいずれにも対応しているため、特定の工法に誘導する理由がありません。現地には代表が直接うかがい、枠の状態まで確認したうえで、窓ごとに合う種類をご提案します。現地調査とお見積りは無料で、所要時間は30分から60分ほどです。窓1枚からのご依頼を承っています。

種類選びで、よくある失敗は何ですか?

多いのは「価格から入って種類を決める」「1つの窓の成功体験を全部の窓に当てはめる」「枠の状態を見ずにガラスだけ替える」の3つです。いずれも順番の間違いから起きます。

失敗1|価格表から入る

種類ごとの相場を先に調べると、安い種類に気持ちが寄ってしまい、窓の状態との相性が後回しになります。相場はあくまで「平均的な窓」の話で、ご自宅の窓がそれに当てはまるとは限りません。種類→仕様→見積りの順で進めば、価格は最後に自然と比較できます。

失敗2|1つの窓の成功を全部に当てはめる

リビングで内窓がうまくいったから全室内窓に、と一気に進めると、奥行きが足りない窓や傷んだ枠の窓で不具合が出ることがあります。窓はひとつずつ条件が違います。1枚で効果を確かめてから広げる進め方なら、窓ごとの最適解を選び直せます。当社が窓1枚からのご依頼を受けているのも、この進め方を勧めているためです。

失敗3|枠を見ずにガラスだけ替える

ガラス交換は手軽ですが、結露や隙間風の原因が枠側にある場合、ガラスを替えても悩みが残ります。「ガラスは乾いているのに枠だけ濡れる」窓はそのサインです。現地調査で枠の状態から確認するのは、この失敗を防ぐためでもあります。

費用と補助金は、種類でどう変わりますか?

費用は種類×窓のサイズ×ガラスで決まり、補助額は工事の種類ごとに性能区分×サイズの定額で設定されています。「総額」ではなく「補助金を引いた自己負担額」で種類を比べるのが正しい見方です。

項目 内容 確認先
制度名先進的窓リノベ2026事業(環境省)公式サイト
補助上限住宅1戸あたり100万円同上
対象の下限1申請あたり合計補助額5万円以上同上
申請期間2026年3月31日〜2026年12月31日同上
申請方法登録された窓リノベ事業者を通じて申請同上

補助金は予算の範囲で受け付けられる制度です。申請すれば必ず受け取れるものではなく、本記事は受給を保証するものではありません。制度名・上限額・申請期間・対象工事はいずれも2026年8月時点で公式サイトに掲載されている内容です。要件と対象製品は年度ごとに変わるため、着工前に先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。

現地調査から契約・着工、工事完了・引渡しを経て交付申請に至る流れを4段階で示す図 図 補助金を使うときの進み方(交付申請は工事のあと) STEP 1 現地調査・見積り 窓の仕様と 対象製品を確認 STEP 2 契約・着工 2025年11月28日以降に 着手した工事が対象 STEP 3 工事完了・引渡し 完了と引渡しの後に はじめて申請が可能 STEP 4 交付申請 窓リノベ事業者が 手続きと還元を実施 交付申請は工事完了・引渡しの後です。予約(任意)は最初の工事に着手した以降に行えます。 手続きの詳細・提出書類は年度の公募要領(交付申請の手引き)をご確認ください。 出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト「補助金の交付申請」(2026年8月21日確認)

自己負担額で比べると順位が入れ替わることがある

補助額は工事の種類と性能区分・サイズごとに定額で決まっているため、総額が高い種類のほうが補助も厚く、自己負担では差が縮む、あるいは逆転する組み合わせがあります。総額だけで種類を落とすと、この逆転を見逃します。種類の候補が2つ残ったら、両方の「補助金を引いた自己負担額」を並べてから決めるのが確実です。

補助金の申請や書類作成は当社の専門スタッフが代行します。種類ごとの自己負担の比較表は、現地調査後のお見積りにあわせてお出しします。東京都にお住まいの場合は都の制度と組み合わせられる場合もあります。詳しくは東京都・神奈川県で使える補助金一覧をご覧ください。

出典:制度内容は先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(2026年8月確認)。当社の体制・現地調査の所要時間は当社サイト掲載情報(2026年8月時点)。

工事の時期は、いつがよいですか?

種類を問わず、おすすめは需要が集中する冬より前の時期です。補助金を使う場合は申請の段取りが加わるため、寒くなってから動くと冬本番に間に合わないことがあります。

「困る季節」と「動く季節」を分ける

寒さや結露に困るのは冬ですが、動くのに適しているのは秋までです。相談が集中する時期は現地調査や工事の日程が先まで埋まりやすく、補助金は予算の上限に達すると期間内でも受付が終了します。内窓やガラス交換は1窓単位の短い工事が中心なので、段取りさえ済んでいれば冬の途中からでも動けます。「今年の冬を快適に過ごしたい」なら、秋のうちに現地調査を済ませ、あとは着工時期を選ぶだけの状態にしておくのが安全です。夏の暑さ対策として動く場合も同じで、暑くなる前の春が動きどきになります。

迷っている段階でも現地調査は無駄にならない

種類を決めてから調査を頼むのではなく、調査で種類を決めるのが正しい順番です。「まだ何も決めていないけれど窓を見てほしい」という段階のご相談で問題ありません。むしろその段階で見せていただくほうが、種類ありきの思い込みなしに提案を組み立てられます。調査の結果、今は様子見でよいという結論になることもあります。その場合も費用はかかりません。種類選びは情報戦ではなく実測戦です。ネットの一般論より、ご自宅の窓の寸法と状態が答えを持っています。

窓断熱リフォームの種類について、よくあるご質問は?

種類選びで多いご質問をまとめました。個別の窓にどれが合うかは窓の状態次第の部分が大きいため、迷ったら現地調査でそのままお尋ねいただくのが確実です。

いちばん安く済む種類はどれですか?
一般に工事範囲が小さいほど費用は抑えやすくなりますが、窓の状態とサイズで逆転もあります。例えば枠の傷みが進んだ窓に内窓を付けても枠の問題は残るため、安さだけで選ぶと二度手事になることがあります。「その窓に合う種類の中で安い構成」を探すのが正解です。

工事にはどのくらい時間がかかりますか?
窓の種類・数・現場の状況によって変わります。内窓やガラス交換は1窓単位の比較的短い工事、カバー工法はそれより工程が増えます。正確な時間は現地調査の際にお伝えします。

3種類を組み合わせることはできますか?
できます。実際、結露のひどい寝室は内窓、傷んだ窓はカバー工法、という窓ごとの使い分けはよくある構成です。窓ごとに最適解が違うのが窓断熱リフォームの特徴です。

マンションでもできる種類はどれですか?
内窓は室内側(専有部)の工事のため、管理規約の確認を前提に戸別リフォームが可能です。外窓(ガラス・サッシ)は共用部にあたる場合が多く、管理組合の判断が必要です。まず内窓から検討するのがマンションの定石です。

どの種類でも補助金は使えますか?
先進的窓リノベ2026事業の対象工事には「ガラス交換」「内窓設置」「外窓交換(カバー工法/はつり工法)」が含まれます。いずれも性能基準を満たす登録製品を使うことが条件です。対象になるかは現地調査でご案内します。

種類選びの前に、補助金の目安を知っておきませんか

どの種類でも、補助金の対象になるかどうかで自己負担は大きく変わります。LINEで窓の写真を送るだけで、使える補助金の目安をご案内します。相談は無料です。

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