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古い家の寒さ対策は窓から!家全体を触らず暖かくする考え方

古い窓のそばで寒がる女性と、窓の断熱対策後の明るく暖かな和室で過ごす女性の比較イメージ

「古い家だから寒いのは仕方ない」。そうやって何十年分の冬を、重ね着と我慢で越えてきていませんか。

家全体を建て替えたり全面改修したりしなくても、寒さの体感は変えられます。鍵は、熱の出入りがいちばん大きい窓。この記事では、古い家の寒さの正体と、窓から始める現実的な対策の考え方を解説します。

作成者 株式会社Sephirah(SEPHIRAH(セフィラ)|マド × 断熱|エコラボ) 会社概要

作成日 2026年9月5日 最終更新日 2026年9月5日 本記事は2026年8月時点の情報です 読了時間 約7分

古い家は、なぜこんなに寒いのですか?

壁や床の断熱材が薄い時代の基準で建てられていることに加え、窓が単板ガラス+アルミや木の枠で、熱の出入りが大きいままだからです。特に窓は、家の中で熱の逃げ道として大きな割合を占める場所です。

古い家の寒さの要因と対策の入りやすさを対比した図 図1 古い家の寒さの内訳と、手の入れやすさ 寒さの主な要因 手の入れやすさで見ると 単板ガラスの窓・冷えやすい枠 壁・床・天井の断熱材が薄い 建具の隙間(気密の低下) 間取りが暖房前提でない 窓 → 1枚単位で工事可能・住みながらOK 壁・床 → 部屋単位以上の工事 隙間 → 調整・部品交換で改善余地 間取り → 大規模改修の領域 「全部直す」ではなく「効果と入りやすさのバランスで選ぶ」のが、古い家の現実解です。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(一般的な整理・2026年8月)

窓が「熱の逃げ道」の主役になりやすい

壁には薄いなりに断熱材が入っていても、単板ガラスの窓はガラス1枚で外気と接しています。冬の窓辺で感じる冷気、朝の結露、カーテン越しでも伝わる冷たさ。これらはすべて、窓が熱の出入り口になっているサインです。触って冷たい場所が、熱の逃げている場所です。だからこそ、窓に手を入れたときの変化も分かりやすいのです。雨戸を閉めた夜と開けたままの夜で寒さが違うと感じたことがあるなら、それも窓面の影響の傍証です。

「家のせい」ではなく「窓の仕様」の問題

同じ築年数でも、窓を断熱化した家とそのままの家では、冬の体感に差が出ます。寒さの一因は築年数という変えられない事実ではなく、窓の仕様という変えられる条件にあります。ここが、古い家の寒さ対策の希望のある部分です。思い出の詰まった家に住み続けながら、冬の質だけを変えていく。窓はそのための現実的な入り口です。

古い家の窓対策は、何から始めますか?

「いちばん長くいる部屋の、いちばん大きい窓」からです。全部の窓を一度にやる必要はありません。1枚の変化を確かめてから広げるのが、古い家ほど合理的です。

01居間・寝室など滞在時間の長い部屋を選ぶ

02その部屋の大きな窓(掃き出し窓・縁側の窓)を優先する

03内窓の設置を軸に、枠の状態によってはガラス交換・カバー工法を検討する

04効果を確かめてから、隣の部屋・次の窓へ広げる

古い家は窓の数が多いことも珍しくありません。だからこそ優先順位が効きます。全部で20枚あっても、体感を変えるのは長くいる部屋の数枚です。「どの窓が効くか」は窓のサイズ・向き・部屋の使い方で変わるため、現地調査で組み立てるのが確実です。使っていない部屋の窓を後回しにするだけでも、費用の配分は大きく変わります。

枠の状態チェックが最初の分かれ道

古い家の窓対策では、既存の枠が健全かどうかで工法が分かれます。開閉のスムーズさ、枠下端の腐食や変色、建て付けの狂い。この3点を見て、枠が使えるなら内窓やガラス交換、傷みが強ければカバー工法での交換が候補になります。古い家では窓ごとに状態が違うのが普通なので、「この窓は内窓、あの窓は交換」という窓別の使い分けになることもあります。工法の全体像は断熱リフォームについてのページで解説しています。

うちの家は、窓対策でどこまで変わりそうですか?

下のチェックで、窓要因の大きさを確かめてみてください。当てはまるほど、窓から始める価値が大きい状態です。

古い家の窓要因セルフチェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個窓要因は小さめかもしれません。壁・床側や隙間の点検も含め、現地で全体を見てもらうのが確実です。
2〜3個窓の関与がはっきりしています。長くいる部屋の大きな窓から、断熱の検討を始める段階です。
4〜6個窓が寒さの主役です。1枚目の効果が出やすい状態なので、優先順位を付けて着手する価値があります。

古い家で窓を断熱すると、何が変わりますか?

窓面の冷えと冷気の流れ込みが抑えられ、暖房の効きが安定する方向に働きます。結露の抑制、外の音のやわらぎといった波及も期待できます。効果は住宅条件により異なります。

枠の状態確認から1枚目の工事、効果確認、拡張までの流れを示した図 図2 古い家の窓対策・進め方の4段階 STEP 1 枠の状態を確認 現地調査で工法の 選択肢を見極める STEP 2 1枚目を工事 長くいる部屋の 大きな窓から STEP 3 効果を確かめる 冬の体感・結露で 変化を実感する STEP 4 計画的に広げる 優先順位に沿って 次の窓・部屋へ 数十年付き合ってきた寒さです。急がず、確かめながら進めて遅くはありません。 効果の程度は住宅の条件によって異なります。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(進め方の整理・2026年8月)

和室・縁側のある家こそ、選び方に個性が出る

古い家には和室や縁側など、雰囲気を大切にしたい空間があります。内窓には和紙調ガラスや格子デザインの選択肢もあり、部屋の趣を守りながら断熱する道があります。「性能のために見た目を諦める」必要はありません。障子との共存や縁側の使い方も含めて、間取りの個性ごと相談できるのが、現地で組み立てる利点です。

費用と補助金はどう考えますか?

先進的窓リノベ2026事業の対象は建築後1年以上の既存住宅。古い家はまさに制度の主対象です。窓の数が多い家ほど、どこまで補助枠を使うかの設計も効いてきます。1戸あたり上限100万円の枠は、計画的に使えば複数年の段階工事の強い味方になります。

項目 内容 確認先
制度名先進的窓リノベ2026事業(環境省)公式サイト
補助上限住宅1戸あたり100万円同上
対象の下限1申請あたり合計補助額5万円以上同上
申請期間2026年3月31日〜2026年12月31日同上
申請方法登録された窓リノベ事業者を通じて申請同上

補助金は予算の範囲で受け付けられる制度です。申請すれば必ず受け取れるものではなく、本記事は受給を保証するものではありません。制度名・上限額・申請期間・対象工事はいずれも2026年8月時点で公式サイトに掲載されている内容です。要件と対象製品は年度ごとに変わるため、着工前に先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。

現地調査から契約・着工、工事完了・引渡しを経て交付申請に至る流れを4段階で示す図 図 補助金を使うときの進み方(交付申請は工事のあと) STEP 1 現地調査・見積り 窓の仕様と 対象製品を確認 STEP 2 契約・着工 2025年11月28日以降に 着手した工事が対象 STEP 3 工事完了・引渡し 完了と引渡しの後に はじめて申請が可能 STEP 4 交付申請 窓リノベ事業者が 手続きと還元を実施 交付申請は工事完了・引渡しの後です。予約(任意)は最初の工事に着手した以降に行えます。 手続きの詳細・提出書類は年度の公募要領(交付申請の手引き)をご確認ください。 出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト「補助金の交付申請」(2026年8月21日確認)

古い窓こそ、職人の採寸が生きる

SEPHIRAH(セフィラ)は東京都・神奈川県を中心とする職人直営の窓断熱リフォーム専門店です。古い家の窓は寸法や納まりに個体差が大きく、規格どおりにいかない場面こそ経験の差が出ます。採寸と施工の精度が仕上がりを左右するのは、古い窓ほど顕著です。現地には代表が直接うかがい、枠の状態から工法の選択肢までご説明します。現地調査とお見積りは無料で、所要時間は30分から60分ほど。窓1枚からのご依頼を承っています。補助金の申請や書類作成も専門スタッフが代行します。

出典:制度内容は先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(2026年8月確認)。当社の体制・現地調査の所要時間は当社サイト掲載情報(2026年8月時点)。

古い家の寒さ対策について、よくあるご質問は?

築年数の経った住まいのご相談で多い質問をまとめました。「うちみたいな古い家でも大丈夫?」という段階のご相談こそ歓迎です。窓の状態を見れば、できること・できないことを正直にお伝えできます。

古い家は全面リフォームしないと暖かくなりませんか?
そうとは限りません。熱の出入りの大きい窓から手を入れることで、体感を変えていく道があります。全面改修に比べて費用も工期も小さく、住みながら進められるのが窓から始める利点です。

築50年でも内窓は付けられますか?
窓枠の状態によります。枠が健全なら設置できることが多く、歪みや傷みが強い場合はカバー工法での交換や枠の補修が先になります。築年数そのものより「その窓の状態」で決まるため、現地確認が確実です。

木製の窓枠でも工事できますか?
木枠でも内窓の設置やガラスの交換は検討できます。腐食や白蟻被害がある場合は補修が先になるため、現地調査で状態を確認したうえでご提案します。

雨戸や縁側がある家の寒さ対策はどう考えますか?
雨戸は夜間の冷気をやわらげる味方なので、活用しつつ、日中〜夜の窓面の冷えを内窓などで抑える組み合わせが有効です。縁側は「冷気の緩衝地帯」として活かす設計もできます。間取りに合わせてご提案します。

古い家でも補助金は使えますか?
先進的窓リノベ2026事業の対象は「建築後1年以上の既存住宅」なので、築年数の古い家はまさに対象です。性能基準を満たす登録製品を使うことが条件で、申請は登録事業者が代行します。

何十年目の冬を、今年から変える一歩を

古い家の窓の断熱は、補助金の対象になるかどうかで自己負担が大きく変わります。LINEで窓の写真を送るだけで、使える補助金の目安をご案内します。相談は無料です。

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