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暖房費を節約するなら窓の見直しから?冬が来る前の9月の準備

暖房費を節約するなら窓の見直しから?冬が来る前の9月の準備

朝晩の空気が涼しくなり、去年の冬の暖房費を思い出す時期になりました。「今年こそ暖房費を抑えたい」と考えるなら、暖房を使い始める前の9〜10月が準備のしどころです。

暖房費の節約というと設定温度や機器の使い方に目が向きがちですが、暖めた熱がどこから逃げているかを見直すことも同じくらい大切です。この記事では、暖房費の節約でなぜ窓を最初に見直すのか、冬に窓から熱が逃げる仕組み、9〜10月に準備を始めると冬本番に間に合う理由を整理します。

作成者 株式会社Sephirah(SEPHIRAH(セフィラ)|マド × 断熱|エコラボ) 会社概要

作成日 2026年9月13日 最終更新日 2026年9月13日 本記事は2026年9月時点の情報です 読了時間 約7分

暖房費の節約で、なぜ窓を最初に見直すのですか?

暖房費は「どれだけ熱を作るか」と「どれだけ熱が逃げるか」の両方で決まります。熱を作る側の工夫には限りがありますが、逃げる側を減らせば同じ暖かさをより少ない暖房で保てる方向に働きます。住宅の中で窓は、熱が逃げやすい部位とされています。

暖房を増やす側の工夫と、熱を逃がさない側の工夫を対比した図 図1 暖房費を減らす2つの方向 熱を作る側の工夫 熱を逃がさない側の工夫 設定温度を下げる 暖房機器を効率のよいものに替える 運転時間を短くする 我慢が増えやすい 窓の断熱(内窓・ガラス交換) 隙間からの冷気を減らす カーテンで窓際の冷気を抑える 暖かさを保ったまま減らせる 逃げる熱を減らすと、同じ暖かさをより少ない暖房で保ちやすくなります。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(一般的な考え方の整理・2026年9月)

試算はモデル住戸の値として参考にする

日本サッシ協会の試算(2025年)では、6地域(関東〜九州)の戸建てで窓を高断熱化した場合、冷暖房を合算して年間およそ2.2〜2.7万円の削減見込みとされています。これはモデル住戸での試算で、住宅の条件や暮らし方により結果は異なります。お住まいの条件での目安は光熱費シミュレーションでご確認ください。

冬に窓から熱が逃げるのは、どういう仕組みですか?

窓は壁より薄く、ガラスとサッシは熱を伝えやすい素材でできています。室内の暖かい空気が窓で冷やされ、その冷気が足元へ流れることで、暖房しているのに寒く感じる状態が生まれます。

ガラスとサッシから熱が伝わる

1枚ガラスやアルミサッシの窓は、室内の熱を外へ伝えやすいとされています。暖房で暖めた空気が窓に触れて冷やされ、外へ熱が逃げていくため、暖房を止めるとすぐに室温が下がる家は、窓からの熱の流出が大きい可能性があります。

窓際の冷気が足元に流れる

窓で冷やされた空気は重くなって下へ流れ、床の上を伝って部屋の中央へ広がります。暖房の設定温度を上げても足元が冷えるのはこのためで、結果として設定温度を上げがちになり、暖房費がかさむ方向に働きます。窓からの熱の流出を抑えると、この流れ自体が小さくなることが期待できます。

9〜10月に準備を始めると、なぜ冬本番に間に合うのですか?

窓の断熱工事は、現地調査から製品の手配、工事日の調整まで、いくつかの段階を経て進みます。暖房を使い始める前に工事を終えるには、朝晩が涼しくなり始めた9〜10月に動き出すのが現実的です。

9月の現地調査から製品選定・契約、工事、暖房開始後の交付申請までを4段階で示した図 図2 冬が来る前に窓を見直す進み方 STEP 1 9月:現地調査 窓の向き・大きさ サッシとガラスを確認 STEP 2 製品選定・契約 お悩みに合うガラス 補助対象製品を確認 STEP 3 工事 内窓は壁を壊さず 内側に取り付け STEP 4 冬:暖房開始・交付申請 新しい窓で冬を迎え 工事完了後に事業者が申請 各段階に要する期間は窓の種類や製品の手配状況で変わります。余裕を持った計画が基本です。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(先進的窓リノベ2026事業 公式サイトの手続き順序にもとづく・2026年9月)

補助金を使う場合、交付申請は工事完了・引渡しの後に窓リノベ事業者が行います。先進的窓リノベ2026事業の申請期間は2026年12月31日までのため、年内の申請を考えるなら、それまでに工事を終える計画が必要です。内窓(インプラス)は壁を壊さずに今ある窓の内側へ取り付ける製品で、製品一般の説明として1日で工事が完了するとされています。内窓の詳細は内窓設置のページをご覧ください。

うちの暖房費、窓の見直しで変わる余地はありますか?

暖房費の節約で窓を見直す意味があるかは、お住まいの窓の状態と冬の困りごとによって変わります。下のチェックで確かめてみてください。個人情報の入力はありません。

暖房費と窓のセルフチェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個窓からの熱の流出は比較的小さい状態です。設定温度や暖房機器の使い方の工夫から始めてみてください。
2〜3個窓が暖房費に影響している可能性があります。カーテンなどの応急対策と合わせて、現地調査で窓の状態を確かめる段階です。
4〜6個窓からの熱の流出が暖房費を押し上げている可能性が高い状態です。暖房を使い始める前に、窓の断熱を具体的に検討することをおすすめします。

窓以外にも、暖房費を抑えるためにできることは?

窓の断熱と並行して、今日からできる工夫もあります。暖房を使い始める前の9〜10月のうちに準備しておくと、冬に慌てずに済みます。

01暖房機器のフィルター掃除と動作確認を、使い始める前に済ませておく

02厚手のカーテンを床まで届く長さにし、窓際の冷気の流れをやわらげる

03ドアや窓の隙間を確認し、隙間テープなどで冷気の侵入を減らす

04サーキュレーターで天井付近の暖かい空気を足元へ戻す

05暖房する部屋を絞り、使わない部屋のドアを閉めて暖める範囲を小さくする

対策 働き方 考えておきたいこと
カーテン・隙間テープ窓際の冷気の流れと隙間風をやわらげる応急的。熱の流出自体は残る
暖房機器の使い方同じ暖かさをより少ない電力で得る窓から逃げる分は減らない
内窓の設置今ある窓の内側に窓を追加し、空気層で熱の流出を抑える夏の熱の侵入にも働く。壁を壊さず設置
ガラス交換・外窓交換ガラスや窓そのものを断熱性能の高いものに替える窓の劣化や結露も気になる場合

応急的な対策で冬を乗り切ることもできますが、毎年同じ寒さと暖房費に悩んでいるなら、建物側の対策として窓を見直す段階です。窓と光熱費の関係は光熱費に関するお悩み対策のページでも解説しています。効果は住宅条件により異なります。

費用と補助金はどう考えますか?

内窓の設置やガラス交換など窓の断熱改修は、国の補助制度の対象になる場合があります。冬前の準備として、年内に申請できる制度の枠組みを押さえておきましょう。

項目 内容 確認先
制度名先進的窓リノベ2026事業(環境省)公式サイト
補助上限住宅1戸あたり100万円同上
対象の下限1申請あたり合計補助額5万円以上同上
申請期間2026年3月31日〜2026年12月31日同上
申請方法登録された窓リノベ事業者を通じて申請同上

補助金は予算の範囲で受け付けられる制度です。申請すれば必ず受け取れるものではなく、本記事は受給を保証するものではありません。制度名・上限額・申請期間・対象工事はいずれも2026年9月時点で公式サイトに掲載されている内容です。要件と対象製品は年度ごとに変わるため、着工前に先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。

現地調査から契約・着工、工事完了・引渡しを経て交付申請に至る流れを4段階で示す図 図 補助金を使うときの進み方(交付申請は工事のあと) STEP 1 現地調査・見積り 窓の仕様と 対象製品を確認 STEP 2 契約・着工 2025年11月28日以降に 着手した工事が対象 STEP 3 工事完了・引渡し 完了と引渡しの後に はじめて申請が可能 STEP 4 交付申請 窓リノベ事業者が 手続きと還元を実施 交付申請は工事完了・引渡しの後です。予約(任意)は最初の工事に着手した以降に行えます。 手続きの詳細・提出書類は年度の公募要領(交付申請の手引き)をご確認ください。 出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト「補助金の交付申請」(2026年9月10日確認)

現地調査で「熱が逃げやすい窓」を確認します

SEPHIRAH(セフィラ)は東京都・神奈川県を中心とする職人直営の窓断熱リフォーム専門店です。現地には代表が直接うかがい、窓の向き・大きさ・既存サッシとガラスの種類を確認したうえで、暖房費に影響している窓から順にご提案します。調査とお見積りは無料で、所要時間は30分から60分ほどです。窓1枚からのご依頼にも対応しており、補助金の申請手続きは専門スタッフが代行します。

出典:冬に窓から熱が逃げる仕組みと暖房費の考え方は一般的な説明にもとづく整理です(数値による効果の断定は行っていません)。光熱費削減の試算は日本サッシ協会 2025(6地域・モデル住戸・冷暖房合算)。制度内容は先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(2026年9月確認)。当社の体制は当社サイト掲載情報(2026年9月時点)。

暖房費と窓の見直しについて、よくあるご質問は?

暖房費の節約に関するご相談で多い質問をまとめました。冬前の準備にお役立てください。不明な点は現地調査の際にあわせてお尋ねください。

暖房の設定温度を下げるのと、窓を断熱するのは、どちらが先ですか?
設定温度の見直しは今日からできる工夫で、窓の断熱は建物側の対策です。両方を組み合わせるのが基本ですが、窓から熱が逃げやすい家では設定温度を下げても寒さを我慢する形になりやすいため、窓の状態を確かめておくことをおすすめします。

厚手のカーテンでも、窓の断熱の代わりになりますか?
カーテンは窓際の冷気の流れをやわらげる方向に働きますが、ガラスとサッシからの熱の流出そのものを止めるものではありません。応急的な対策として使いながら、根本的には窓の断熱を検討するのが一般的です。

内窓を付けると、暖房費はどのくらい変わりますか?
日本サッシ協会のモデル住戸試算(2025年)では、6地域の戸建てで冷暖房合算・年間およそ2.2〜2.7万円の削減見込みとされていますが、これは特定条件での試算です。お住まいの窓の条件や暮らし方によって結果は異なります。

9月に相談すると、暖房を使い始めるまでに工事は終わりますか?
窓の種類や製品の手配状況によって異なるため、一律にはお答えできません。現地調査の際にご希望の時期をうかがい、進め方をご案内します。早めにご相談いただくほど、時期の選択肢は広がります。

補助金は、冬に工事をしても使えますか?
先進的窓リノベ2026事業の申請期間は2026年12月31日までで、交付申請は工事完了・引渡しの後に行います。予算上限に達した場合は早期に終了する可能性があるため、時期については公式サイトで最新の状況をご確認ください。

暖房を使い始める前に、窓の見直しを始めませんか

窓の断熱リフォームは、暖房費の対策になるだけでなく、補助金の対象になる場合もあります。LINEで窓の写真を送るだけで、使える補助金の目安をご案内します。ご相談・お見積りは無料です。

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