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二重窓と内窓は何が違う?呼び方で迷わないための整理とは

二重窓と内窓は何が違う?呼び方で迷わないための整理とは

窓のリフォームを調べはじめると、「二重窓」「内窓」「二重サッシ」「サッシ交換」といった言葉が入れ替わり立ち替わり出てきて、同じことを指しているのか、違う工事なのか分からなくなることがあります。秋になり窓リフォームの検討が本格化するこの時期は、こうした呼び方の混在に戸惑う相談も増えてきます。

この記事では、「二重窓」と「内窓」がどういう関係にある言葉なのかを整理し、似ているようで中身が異なる「サッシ交換」との違いまで解説します。製品名やメーカーの比較ではなく、呼び方そのものを整理することが目的の記事です。

作成者 株式会社Sephirah(SEPHIRAH(セフィラ)|マド × 断熱|エコラボ) 会社概要

作成日 2026年10月2日 最終更新日 2026年10月2日 本記事は2026年11月時点の情報です 読了時間 約7分

「二重窓」と「内窓」は、同じものですか、違うものですか?

同じ工事・状態を指す言葉です。「内窓」は今ある窓の内側にもう1枚窓を加える工法の呼び方で、その結果、窓が二重になった状態を日常的に「二重窓」と呼んでいます。

内窓という工法の呼び方と、二重窓という状態の呼び方が同じ対象を指すことを示した図 図1 「内窓」と「二重窓」が指しているもの 「内窓」という呼び方 「二重窓」という呼び方 工法・製品としての呼び方 施工店やカタログで使われる 既存の窓の内側に追加する工事 別名:二重サッシ・インナーサッシ できあがった状態の呼び方 日常会話で使われることが多い 内窓を付けた結果としての呼び名 別工法を指すわけではない どちらも指しているのは同じ工事・同じ状態です。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(呼称の一般的な整理・2026年11月)

「窓が2枚になる」という結果は同じ

内窓を設置すると、既存の窓の内側にもう1枚の窓が加わり、窓は物理的に二重になります。この「窓が二重になった状態」を指して「二重窓にした」と表現しているだけで、内窓とは別の特殊な工法があるわけではありません。

カタログや見積書では「内窓」表記が多い

施工店の見積書やメーカーのカタログでは、工法・製品としての正式な呼び方である「内窓」が使われることが多く、会話では「二重窓」「二重サッシ」と呼ばれる、という使い分けが一般的です。どちらの表記であっても、指している工事の中身に違いはありません。

なぜ複数の呼び方が生まれたのですか?

内窓という同じ工事に対して、業界用語・日常語・製品カテゴリ名など、使う場面によって異なる呼び方が定着してきたためです。

呼び方 主に使われる場面
内窓施工店の見積書・カタログ・専門的な説明
二重窓日常会話・検索・一般的な呼びかけ
二重サッシ「窓」ではなく「サッシ(枠)」に着目した言い方
インナーサッシカタカナ表記。カタログや販売資料で見られる

呼び方が違っても、確認すべきことは同じ

どの呼び方で相談しても、確認すべきポイントは変わりません。「どの窓に」「どんな目的で」(断熱・結露・防音など)内窓を付けたいのかを伝えていただければ、呼び方の違いは施工店側で読み替えて対応できます。呼び方を間違えることを心配して相談をためらう必要はありません。

「サッシ交換」との違いは何ですか?

サッシ交換(外窓交換)は、既存の窓枠ごと新しいものに入れ替える工事で、内窓(二重窓)とは工事の範囲がまったく異なる、本当に別の工法です。

比較する点 内窓(二重窓) サッシ交換(外窓交換)
工事の範囲既存の窓は残したまま内側に追加既存の窓枠ごと新しいものに交換
窓の枚数2枚になる(既存+内窓)1枚のまま(枠と中身が新しくなる)
工事の外から見た変化室内側から見て窓が増える外観の窓自体が新しくなる
マンションでの位置づけ専有部内の工事として進めやすいことが多い共用部にあたり管理組合の確認が必要な場合が多い

「二重窓」という呼び方に、サッシ交換は含まれない

「窓を新しくする」という広い意味では似て聞こえますが、「二重窓」「内窓」という言葉が指すのは、既存の窓を残したまま内側に追加する工事です。サッシ交換は既存の窓自体を入れ替える別の工事なので、呼び方としても区別しておくと、見積り比較のときに混乱しにくくなります。

見積書に書かれた呼び方から、工事の中身を確認するまでの流れを示した図 図2 呼び方に迷ったときの確認の流れ STEP 1 呼び方を見る 「内窓」「二重窓」 「サッシ交換」の表記 STEP 2 窓の枚数を聞く 工事後に窓が 何枚になるか確認 STEP 3 工事範囲を確認 既存の窓を残すか 入れ替えるか STEP 4 目的と照らす 断熱・結露・防音の 目的に合うか確認 呼び方そのものより、窓の枚数と工事範囲を確認すると迷いにくくなります。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(確認の一般的な進め方の整理・2026年11月)

マンションの場合、呼び方の違いが影響することはありますか?

影響します。「内窓(二重窓)」か「サッシ交換(外窓交換)」かで、管理組合への確認が必要かどうかが変わってくるためです。

内窓は専有部内の工事として進めやすい

内窓は既存の窓の内側、つまり専有部の内側に取り付ける工事のため、共用部にあたる外側のサッシやガラスには手を加えません。そのため、マンションでも専有部内の工事として進めやすいケースが一般的です。ただし管理規約は物件ごとに異なるため、事前の確認をおすすめします。

サッシ交換は共用部の確認が前提になることが多い

一方でサッシ交換(外窓交換)は、共用部にあたる窓枠自体を交換する工事のため、管理組合の許可や規約の確認が前提になることが一般的です。「二重窓にしたい」という相談の中身が実はサッシ交換だった場合、この確認の要否が変わってくるため、呼び方の整理がそのまま手続きの見通しにも関わってきます。

呼び方が分かると、見積り比較で何に注意すればよいですか?

呼び方の違いに惑わされず、見積書に書かれた「工事の中身」を確認することが大切です。確認しておきたいポイントを整理しました。

01「内窓」「二重窓」「サッシ交換」のうち、どの工事を指しているかを工事範囲の記載で確認する

02既存の窓を残すのか、既存の窓ごと入れ替えるのかを見積書の文言で確かめる

03呼び方が分からない場合は、見積り時にそのまま「これは内窓ですか、サッシ交換ですか」と質問する

呼び方より「窓が何枚になるか」を聞くと分かりやすい

専門用語に慣れていない場合は、「工事のあと窓は2枚になりますか、1枚のままですか」と聞くと、内窓なのかサッシ交換なのかを簡単に見分けられます。この質問ひとつで、呼び方の違いによる誤解のほとんどは解消できます。複数の施工店から見積りを取る場合も、同じ質問をそろえて聞いておくと比較がしやすくなります。

呼び方だけで判断する見方と、工事の中身で判断する見方を対比した図 図3 見積書を読むときの視点の切り替え 呼び方だけで見た場合 工事の中身で見た場合 「二重窓」の文字だけ見る 内窓かサッシ交換か不明なまま 資料ごとに表記が違い迷う 金額の比較がしづらい 窓の枚数・工事範囲を確認 内窓かサッシ交換かが明確 呼び方が違っても比較できる 目的に合うかも判断しやすい 呼び方ではなく工事の中身に注目すると、資料ごとの表記の違いに惑わされにくくなります。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(見積り確認の視点整理・2026年11月)

うちの窓は、呼び方に迷わず検討できる段階ですか?

内窓・二重窓という言葉の整理ができたところで、検討の進み具合を確認してみましょう。下のチェックで、当てはまる数を数えてみてください。

呼び方の整理・検討状況のセルフチェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個呼び方の整理は十分です。窓ごとの目的を具体的にしていく段階に進めます。
2〜3個呼び方の整理ができてきた段階です。次は窓ごとの目的(断熱・結露・防音)を書き出してみてください。
4〜6個まずは呼び方と工事範囲の整理から始める段階です。この記事の表を見積り確認の参考にしてみてください。

二重窓・内窓の呼び方について、よくあるご質問は?

呼び方に関するご質問と、検討を進めるうえでよくいただく質問をまとめました。窓ごとの具体的なご相談は、現地調査でお答えします。

「二重サッシ」と「インナーサッシ」も同じものですか?
はい、いずれも今ある窓の内側にもう1枚窓を加える工事・製品を指す呼び方として使われています。「二重窓」「内窓」「二重サッシ」「インナーサッシ」は、呼ぶ人や資料によって使い分けられているだけで、別々の工法を指す言葉ではありません。

見積書に「二重窓」と書かれていたら、内窓のことですか?
その可能性が高いですが、念のため工事内容を確認することをおすすめします。窓を二重にする方法には内窓の追加のほかに理論上は別々の窓を作る方法も考えられますが、一般的な戸建て・マンションのリフォームで「二重窓」という場合は、内窓の追加を指すことがほとんどです。

「サッシ交換」も内窓と同じ意味ですか?
いいえ、異なります。サッシ交換(外窓交換)は既存の窓枠ごと新しいものに入れ替える工事で、内窓(二重窓)は既存の窓を残したまま内側にもう1枚追加する工事です。工事の範囲がまったく異なります。

呼び方が分からなくても相談できますか?
もちろんです。「二重窓にしたい」「今の窓を何とかしたい」といった伝え方で構いません。現地調査でご自宅の窓を拝見し、目的に合う工法をこちらからご案内します。

相談や見積りに費用はかかりますか?
現地調査とお見積りは無料で、所要時間は30分から60分ほどです。窓1枚からのご依頼にも対応していますので、呼び方を確認したいだけの段階でもお気軽にご連絡ください。

呼び方が分からなくても、まずはご相談ください

「二重窓」でも「内窓」でも、伝え方は自由です。LINEで窓の写真を送るだけで、使える補助金の目安をご案内します。ご相談・お見積りは無料です。

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