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防犯ガラスと内窓はどちらが安心?防犯効果の違いを解説します

防犯ガラスと内窓はどちらが安心?防犯効果の違いを解説します

年末年始は長期で家を空ける機会が増え、防犯対策への関心が高まる時期です。窓の防犯を調べていると必ず出てくるのが「防犯ガラス」と「内窓」という2つの選択肢ですが、どちらも「窓の防犯に効く」と紹介されていて、何がどう違うのか分かりにくいと感じたことはないでしょうか。

この記事では、防犯ガラスと内窓、それぞれの仕組みがどう侵入への抵抗になるのかを整理し、選び方の判断材料と、組み合わせるという選択肢まで解説します。侵入を防ぐことを保証する記事ではなく、2つの対策の考え方の違いを理解していただくための記事です。

作成者 株式会社Sephirah(SEPHIRAH(セフィラ)|マド × 断熱|エコラボ) 会社概要

作成日 2026年10月12日 最終更新日 2026年10月12日 本記事は2026年11月時点の情報です 読了時間 約9分

防犯ガラスと内窓は、何が違いますか?

防犯ガラスは窓ガラス自体を割れにくくする対策、内窓は窓の枚数を増やして侵入に手間をかけさせる対策です。どちらも「侵入に時間をかけさせる」という考え方は共通していますが、仕組みが異なります。

窓ガラス自体を割れにくくする防犯ガラスと、窓の枚数を増やす内窓の仕組みの違いを対比した図 図1 防犯ガラスと内窓の仕組みの違い 防犯ガラス 内窓(二重窓) ガラス自体の構造を変える 中間膜が破片を保持 貫通に時間がかかる方向に働く 窓は1枚のまま 既存の窓はそのまま 内側にもう1枚窓を追加 2枚を順に開ける手間が増える 窓が2枚になる状態 どちらも「侵入に時間をかけさせる」という考え方にもとづく対策です。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(防犯対策の一般的な整理・2026年11月)

侵入を防ぐことを保証する対策ではない

防犯ガラス・内窓のいずれも、侵入を完全に防ぐことを保証するものではありません。警察・自治体の防犯啓発では、窓の対策は侵入に手間と時間をかけさせ、侵入をあきらめさせる方向に働くものとして位置づけられています。この記事でも、効果を数値で断定することはせず、仕組みの違いを整理する形で解説します。施錠の習慣など、他の対策とあわせて考えることが基本です。

防犯ガラスは、どうやって侵入への抵抗になりますか?

防犯ガラスは、2枚のガラスの間に樹脂の中間膜を挟んだ構造のガラスです。割れても中間膜が破片を保持するため、穴を開けて手を入れるまでに時間がかかる方向に働きます。

一般的なガラスは、割れると破片が落ちて穴が開き、そこから手を入れて鍵を開けられてしまいます。防犯ガラスは、衝撃を受けてひびが入っても、中間膜が破片をつなぎとめるため、貫通するまでの手間が増えます。この「割れても貫通しにくい」という構造が、侵入に時間をかけさせる仕組みの中心です。

厚みや中間膜の種類で抵抗の程度は変わる

防犯ガラスにも、中間膜の厚みや構成によって種類があり、貫通までにかかる時間の目安は製品によって異なります。どの製品が既存の窓枠に組み込めるかは、窓のサイズや枠の状態によって変わるため、現地調査のうえで製品ごとに確認します。

見た目は一般的なガラスとほぼ変わらない

防犯ガラスは中間膜を挟んだ構造のガラスですが、透明感や見た目は一般的な複層ガラスと大きく変わりません。経年による見た目の大きな変化は少ないとされていますが、製品ごとの保証内容や耐用年数は、見積り時にあらためてご確認いただけます。

内窓は、どうやって侵入への抵抗になりますか?

内窓は既存の窓の内側にもう1枚窓を加える方法です。外から室内に入るには2枚の窓を順に開ける必要があり、侵入に手間と時間がかかる方向に働くとされています。

外側の窓を開けたあと、内窓の鍵も開ける必要があるという2段階の手順を示す図 図2 内窓がある場合、侵入までに増える手順 STEP 1 外側の窓を開ける ガラスを割る、または 鍵をこじ開ける STEP 2 内窓と向き合う 室内側にもう1枚 窓が残っている STEP 3 内窓を開ける 内窓の鍵を 別途開ける必要がある 手順が1段階増えることが、内窓が侵入への抵抗になる考え方の中心です。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(内窓の防犯上の働き方の一般的な整理・2026年11月)

内窓の鍵は室内側にある

内窓の鍵は室内側に付いているため、外から見えにくく、外側の窓を開けたあとにもう一度対応が必要になります。内窓のガラスに防犯ガラスを組み合わせることもでき、外側の窓と内窓の両方に手間がかかる状態を作ることもできます。内窓の仕組みについては冬のお悩み対策のページでも取り上げています。いずれの組み合わせでも、侵入を完全に防ぐことを保証するものではない点は変わりません。

内窓は防犯以外の悩みにも関わる複合的な対策

内窓はもともと断熱を目的とした製品でもあり、冬の底冷えや結露、外の音といった悩みにもあわせて関わります。防犯を目的に内窓を検討する場合も、他の窓の悩みとまとめて相談されることが多くあります。一方の防犯ガラスは、防犯を中心とした対策として単独で選ばれることが一般的です。

防犯ガラスと内窓、どちらを選べばよいですか?

既存の窓の状態や、断熱・防音も同時に見直したいかどうかによって、向いている選び方が変わります。下の表で判断材料を整理しました。

観点 防犯ガラスが向く場合 内窓が向く場合
既存の窓の外観外観をほぼ変えずに導入したい室内側の見た目が変わっても構わない
同時に見直したい悩み防犯を中心に考えたい断熱・結露・防音もあわせて見直したい
工事の範囲ガラスの入れ替えのみ既存の窓の内側に新しい窓を設置
窓の枚数1枚のまま2枚になる

どちらか一方に絞る必要はない

窓ごとに防犯ガラスと内窓のどちらかを選ぶ、あるいは同じ窓に両方を組み合わせる、といった判断もできます。玄関に近い窓は防犯ガラス、リビングの大きな窓は断熱もかねて内窓、といった使い分けも実務ではよくある考え方です。

防犯ガラスと内窓を組み合わせることはできますか?

できます。内窓のガラスに防犯ガラスを選ぶことで、「割れにくいガラス」と「窓が2枚」という2つの抵抗を重ねる考え方です。

防犯ガラスまたは内窓を単体で使う場合と、内窓のガラスに防犯ガラスを組み合わせる場合の違いを対比した図 図3 単体の対策と、組み合わせた対策の違い 単体の対策 組み合わせた対策 防犯ガラスのみ、 または内窓のみ 侵入への抵抗は1種類 費用は比較的抑えやすい 内窓のガラスに 防犯ガラスを選ぶ 抵抗の種類が重なる 費用はその分高くなる傾向 どちらが正解というより、費用と求める安心感のバランスで選ぶものです。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(組み合わせ方の一般的な整理・2026年11月)

すべての窓を同じ仕様にする必要はない

組み合わせを選ぶ場合も、家じゅうの窓すべてを同じ仕様にする必要はありません。道路から見えにくい窓や、これまで気になっていた窓から優先的に検討する進め方もできます。窓1枚からのご依頼にも対応しているため、まず気になる窓だけ試すこともできます。

予算配分は窓ごとに考えられる

限られた予算の中で対策する場合、すべての窓に組み合わせを選ぶのではなく、玄関に近い窓や道路から見えにくい窓だけ組み合わせにし、他の窓は防犯ガラスまたは内窓のいずれかにする、といった予算配分の考え方もできます。どの窓を優先するかは、現地調査で窓の場所や周辺環境を確認しながら相談できます。

工事の範囲や見た目に、違いはありますか?

防犯ガラスへの交換と内窓の追加とでは、工事の範囲と見た目への影響が異なります。どちらも既存の壁や枠を大きく壊す工事ではありません。

01防犯ガラスへの交換は、既存の窓枠を活かしたままガラスのみ入れ替える

02内窓の追加は、既存の窓の内側に新しい窓とサッシを設置する

03防犯ガラスは外観がほぼ変わらず、内窓は室内側の窓まわりの見た目が変わる

04どちらも壁を壊す大掛かりな工事ではないが、具体的な範囲は現地調査で確認する

カーテンやブラインドの調整が必要になる場合がある

内窓を追加すると、窓まわりの奥行きが変わるため、既存のカーテンレールやブラインドの位置を調整する場合があります。防犯ガラスへの交換では、既存のガラスを入れ替えるだけのため、この調整は基本的に不要です。見た目や既存の設備への影響も含めて、現地調査で確認しながら検討できます。

工期の目安は現地調査で確認する

防犯ガラスへの交換、内窓の追加とも、工事にかかる時間は窓のサイズや数によって変わるため、一律の日数をこの記事でお示しすることはできません。年末年始までに完了させたい場合は、早めに現地調査を依頼しておくと、日程の調整がしやすくなります。

施錠の習慣や補助錠だけでは、足りませんか?

施錠の徹底や補助錠の追加は、費用をかけずに今日から始められる対策で、それ自体に意味があります。ただし、窓自体を変える防犯ガラスや内窓とは、対策の層が異なります。

習慣・後付けの対策は、窓自体の対策の土台になる

補助錠は鍵を2つにして開ける手間を増やし、施錠の徹底は「無施錠」という最も単純な弱点をなくす対策です。これらの習慣的な対策を続けたうえで、窓自体をより変えたいと考えたときの選択肢が、防犯ガラスと内窓です。どちらを選ぶ場合も、施錠の習慣自体は引き続き必要で、防犯ガラス・内窓があるからといって施錠を省いてよいわけではありません。

道路からの見え方や足場の有無も、あわせて確認する

窓自体の対策を考えるときも、道路や隣家から見えにくい窓か、物置やカーポートの屋根など足場になる物が近くにないかといった、窓の場所や周辺環境の確認は引き続き重要です。防犯ガラスや内窓を選ぶ窓の優先順位を決める際は、こうした場所の条件もあわせて考えることをおすすめします。2階の窓であっても、足場になる物が近くにあれば同じように優先順位の対象になります。

費用は、防犯ガラスと内窓のどちらが抑えられますか?

具体的な費用は窓のサイズ・製品・工事範囲によって異なるため、一律にはお答えできません。一般的な傾向として、工事範囲の違いが費用の傾向にも表れます。

防犯ガラスへの交換は、既存の窓枠を活かしてガラスのみを入れ替える工事のため、窓を1枚追加する内窓に比べて、費用を抑えやすい傾向があるとされています。組み合わせを選ぶ場合は、内窓に防犯ガラスを追加する分、費用はその分高くなる傾向があります。いずれも傾向であり、窓のサイズや選ぶ製品によって変わるため、具体的な金額は現地調査でのお見積りでご確認ください。

うちは、防犯ガラスと内窓のどちらを検討すべきですか?

既存の窓の状態や、同時に見直したい悩みによって、向いている選択肢が見えてきます。下のチェックで、当てはまる数を数えてみてください。

防犯ガラスと内窓の選び方チェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個防犯についての整理はおおむねできている状態です。気になる窓があれば現地調査で相談してみてください。
2〜3個防犯ガラスと内窓、どちらが向くか比較する段階です。窓ごとの状況を現地調査で確認するとよいでしょう。
4〜6個複数の観点で検討が必要な段階です。組み合わせも含めて、現地調査で窓ごとにご提案します。

検討から施工まで、どのような流れになりますか?

防犯ガラスと内窓のどちらを選ぶ場合も、現地調査から検討・施工までの基本的な流れは共通しています。窓ごとに違う仕様を選ぶ場合も同じ流れで進められます。

現地調査から比較検討、施工、完了確認までの流れを4段階で示す図 図4 現地調査から施工までの流れ STEP 1 現地調査 窓の状態と 希望を確認(無料) STEP 2 比較検討 防犯ガラス・内窓 組み合わせを提案 STEP 3 施工 窓ごとに 順番で作業 STEP 4 完了確認 仕上がりを その場で確認 窓ごとに異なる仕様を選ぶ場合も、同じ流れで進められます。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(施工の一般的な流れの整理・2026年11月)

SEPHIRAH(セフィラ)の進め方

SEPHIRAH(セフィラ)は東京都・神奈川県を中心とする職人直営の窓断熱リフォーム専門店です。現地調査では窓の向き・大きさ・既存サッシとガラスの種類・鍵の掛かり具合を確認したうえで、防犯ガラス・内窓・組み合わせのどれが合うかをご提案します。調査とお見積りは無料で、所要時間は30分から60分ほどです。窓1枚からのご依頼にも対応しており、まず気になる窓だけ先に試すという進め方もできます。

出典:防犯ガラス・内窓の仕組みと防犯上の考え方は、警察・自治体の防犯啓発に共通する一般的な説明にもとづく整理です(統計の割合や数値による効果の断定は行っていません)。当社の体制は当社サイト掲載情報(2026年11月時点)のとおりです。

防犯ガラスと内窓について、よくあるご質問は?

防犯ガラスと内窓の違いに関するご相談で多い質問をまとめました。窓ごとの具体的な提案は現地調査でご案内しますので、気になる点はあわせてお尋ねください。

防犯ガラスと内窓、どちらか一方しか選べませんか?
どちらか一方を選ぶ以外に、両方を組み合わせる選び方もあります。既存の窓の状態や、断熱・防音も同時に見直したいかどうかによって、向いている組み合わせは変わります。現地調査で窓ごとにご提案します。

防犯ガラスにすれば、絶対に割られなくなりますか?
防犯ガラスは、中間膜によって割れても貫通しにくくする構造で、侵入に時間がかかる方向に働くと考えられていますが、割られない・侵入されないことを保証するものではありません。施錠の習慣や補助錠など、他の対策とあわせて考えてください。

内窓を2枚とも防犯ガラスにする必要がありますか?
既存の窓・内窓のどちらか一方を防犯ガラスにする組み合わせも可能です。すべてを防犯ガラスにする場合よりも費用を抑えながら、時間稼ぎの層を増やす考え方もあります。窓ごとの状況に応じて現地調査でご提案します。

防犯ガラスと内窓、工事の規模は違いますか?
防犯ガラスへの交換は既存のガラスのみを入れ替える工事、内窓の追加は既存の窓の内側に新しい窓を設置する工事で、工事の範囲が異なります。どちらも既存の壁や枠を大きく壊す工事ではありませんが、具体的な範囲は窓の状態によって異なります。

見た目やデザインは、どちらが変わりにくいですか?
防犯ガラスへの交換は既存の窓の外観をほぼ変えずに導入できます。内窓は室内側にもう1枚の窓が加わるため、室内から見た窓まわりの見た目が変わります。デザイン面で気になる点は、現地調査でサンプルを確認しながら相談できます。

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