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内窓の費用は2枚・3枚でどう変わる?枚数で考える補助金の目安

内窓の費用は2枚・3枚でどう変わる?枚数で考える補助金の目安

「リビングだけでなく寝室にも内窓を付けたい。でも2枚、3枚と増やしたら費用はどう変わるのだろう」。朝晩の冷え込みが戻ってくる9月は、冬に向けて複数の窓を検討しはじめる方からこうしたご相談が増えます。

この記事では、内窓の費用が枚数でどう変わるかの考え方と、先進的窓リノベ2026事業の補助額が枚数・サイズ・性能区分でどう積み上がるかを整理します。年内の申請を考えるなら、秋のうちに枚数の見当をつけておくと段取りが組みやすくなります。

作成者 株式会社Sephirah(SEPHIRAH(セフィラ)|マド × 断熱|エコラボ) 会社概要

作成日 2026年9月25日 最終更新日 2026年9月25日 本記事は2026年9月時点の情報です 読了時間 約9分

内窓の費用は、枚数にそのまま比例しますか?

単純な比例にはなりにくい、というのが答えです。内窓の費用は「製品代」と「工事費」で構成され、製品代は窓ごとのサイズとガラスの種類で変わり、工事費は同じ日にまとめて施工するかどうかで変わるためです。

内窓の費用を左右する要素と先進的窓リノベ2026の補助額を左右する要素を対比した図 図1 費用を動かす要素と補助額を動かす要素 費用を動かす要素 補助額を動かす要素 枚数 窓ごとのサイズ ガラスの種類(性能) 既存窓の状態・取り付け条件 同日施工かどうか 枚数(窓ごとの定額の合計) サイズ区分(特大・大・中・小) 性能区分(SS/S など) 住宅1戸100万円の上限 1申請5万円以上の下限 費用と補助額は動かす要素が重なる部分と違う部分があります。自己負担は両方を並べて見ます。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(内窓の費用構成と制度の整理・2026年9月)

製品代は「枚数×サイズ×ガラス」で決まる

内窓(インプラス)の製品代は、窓のサイズとガラスの種類で1枚ごとに決まります。リビングの掃き出し窓と寝室の腰高窓では、同じ「1枚」でもサイズが大きく違い、製品代も変わります。同じサイズでも、単板ガラスかLow-E複層ガラスかで金額は変わります。つまり「2枚だからいくら」ではなく「どのサイズの窓にどのガラスを2枚か」で費用が決まる、と考えるのが実態に近い見方です。

工事費は「まとめて施工」で考える

内窓は壁を壊さず、既存の窓枠の内側に取り付ける工事のため、複数の窓を同じ日にまとめて施工することが一般的です。1枚ずつ別の日に工事するより、まとめたほうが工事の段取りは効率的になります。工事費の具体的な金額は、窓の状態や取り付け条件によって変わるため、現地調査でお見積りします。費用の内訳や考え方は内窓の費用についての記事で詳しく解説しています。

補助額は、枚数でどう積み上がりますか?

先進的窓リノベ2026事業の補助額は、窓1枚ごとに「性能区分×サイズ区分」で定額が決まり、それを合計する仕組みです。枚数が増えれば合計は増えますが、住宅1戸あたり100万円が上限です。

性能区分 特大 大 中 小
SS(熱貫流率Uw1.1以下)14万円8.9万円5.8万円3.6万円
S(同1.5以下)7.6万円5.2万円3.4万円2.2万円

上の表は、先進的窓リノベ2026事業で示されている内窓設置の補助額の例です(1枚あたり)。サイズ区分は窓の寸法(ガラスではなく開口部の大きさ)で決まり、性能区分は製品の熱貫流率(Uw)で決まります。どの区分に当たるかは、現地調査での採寸と製品の登録情報で確定します。

枚数の組み合わせで合計を見る

補助額は1枚ずつの定額を足し上げるため、同じ「3枚」でもサイズと区分の組み合わせで合計は変わります。公式の額表の金額を単純に合算した例を挙げると、性能区分SSの中サイズ2枚なら11.6万円、大1枚と中1枚なら14.7万円、中3枚なら17.4万円になります。性能区分Sの場合は、中2枚で6.8万円、中3枚で10.2万円です。いずれも合算の例で、実際の金額は窓ごとの区分が確定してから決まります。補助額の考え方は補助金額に関するよくある質問もあわせてご覧ください。

「合計5万円以上」の下限は、枚数に関係しますか?

関係します。先進的窓リノベ2026事業では、1申請あたりの合計補助額が5万円以上であることが条件です。小さな窓を少ない枚数で計画すると、この下限に届かない場合があります。

組み合わせの例(単純合算) 合計補助額 下限5万円との関係
S区分・小サイズ×2枚4.4万円届かない
S区分・小サイズ×3枚6.6万円届く
S区分・中サイズ×2枚6.8万円届く
SS区分・小サイズ×2枚7.2万円届く
SS区分・中サイズ×1枚5.8万円届く

表のとおり、同じ「小さな窓2枚」でも、性能区分がSSなら下限に届き、Sなら届かない、という差が出ます。枚数を増やす、サイズの大きい窓を加える、性能区分の高い製品を選ぶ、という3つの方向で下限をクリアする組み合わせを考えます。過去の同事業で補助を受けた開口部は対象外のため、その窓は枚数に数えられない点にもご注意ください。

下限は「工事の価値」ではなく「申請の条件」

下限に届かないからといって、その窓の断熱に意味がないわけではありません。下限はあくまで補助金を申請するための条件です。「補助金を使うなら何枚からか」と「暮らしの困りごとを解決するなら何枚か」は別の問いなので、両方を並べて枚数を決めるのが現実的です。当社は窓1枚からのご依頼を承っており、補助金を使わない前提での1枚工事にも対応しています。

枚数は、どんな順番で決めればよいですか?

「困っている部屋の窓を書き出す→採寸で区分を確定する→補助後の自己負担で枚数を決める」の3ステップです。枚数を先に決めるのではなく、窓を書き出してから枚数が決まる、という順番です。

困っている窓の書き出しから採寸による区分確定、自己負担での枚数決定までを3段階で示した図 図2 枚数を決める3つのステップ STEP 1 窓を書き出す 部屋ごとに困っている 窓を候補に挙げる STEP 2 採寸で区分を確定 サイズ区分と性能区分で 1枚ごとの補助額が決まる STEP 3 自己負担で枚数を決める 費用から補助額を引き 枚数の組み合わせを比べる 候補の窓を多めに挙げておくと、下限と上限の間で組み合わせを選びやすくなります。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(枚数の決め方の一般的な進め方・2026年9月)

候補は「多めに挙げて、あとで絞る」

最初から「2枚」と決めてしまうと、下限に届かなかったときや、思ったより補助額が大きかったときに組み合わせを変えにくくなります。リビング、寝室、子ども部屋、脱衣所と、困っている窓を多めに書き出しておき、採寸後に1枚ごとの補助額を並べてから、自己負担とのバランスで枚数を絞るほうが選択肢が広がります。順番に進める場合も、窓ごとに一度で仕上げる計画にしておくと、対象外の条件に当たりにくくなります。

複数枚をまとめて申請するとき、気をつける点は?

「窓ごとの区分が見積書に書かれているか」「合計が下限を満たし上限を超えないか」「過去に補助を受けた窓が混ざっていないか」の3点です。枚数が増えるほど、窓ごとの記載の確認が大切になります。

01窓ごとに製品名・性能区分・サイズ区分・補助額が記載されているか

02補助額の合計が5万円以上で、住宅1戸あたり100万円の上限に収まっているか

03候補の窓に、過去の同事業で補助を受けた開口部が含まれていないか

04施工する事業者が先進的窓リノベ2026事業の登録事業者か

窓ごとの記載があれば、枚数の増減にも対応しやすい

見積書が「内窓一式」とまとめて書かれていると、1枚減らしたときや1枚足したときに、費用と補助額がどう変わるかを追いかけられません。窓ごとに製品と区分、補助額が並んでいれば、「寝室の1枚を外したら合計はいくらか」「子ども部屋を足したら下限と上限はどうか」を、その場で計算できます。枚数を検討する段階では、この形の見積りをもらっておくと判断が楽になります。見積書の読み方は補助金の見積りに関するよくある質問にもまとめています。

冬前にリビングと寝室を検討するなら、いつ動きますか?

先進的窓リノベ2026事業の申請受付は遅くとも2026年12月31日までで、予算の上限に達すれば早期に終了します。交付申請は工事完了・引渡しの後に行うため、年内の申請には年内に工事を終える段取りが必要です。

複数枚は「製品の手配」に時間がかかる

2枚、3枚とまとめて施工する場合、窓ごとにサイズの違う製品を手配するため、1枚だけの場合より製品がそろうまでの日数を見込んでおく必要があります。相談が集中する冬に入ってから動きはじめると、製品の手配と工事日程の調整が重なり、年内に工事を終えるのが難しくなることもあります。残暑が落ち着き、朝晩の冷え込みで窓辺の冷気を思い出す9月は、枚数の見当をつけて現地調査を受けるのに向いた時期です。

予算の執行状況を節目ごとに確認する

公式サイトでは、予算に対する申請額の割合が公表されています。2026年9月9日時点の概算値は22%で受付は続いていますが、この数字は月ごとに動きます。枚数を検討している間に状況が変わることもあるため、検討の節目ごとに先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の数字を確認してください。

出典:申請期間・予算執行状況(2026年9月9日時点 概算22%)は先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(2026年9月10日確認)。製品の手配日数は一般的な目安で、製品と時期により前後します。

うちは何枚が現実的ですか?

枚数の見当は、困っている窓の数とサイズを整理すると見えてきます。下のチェックで、ご自宅の候補の窓の状況を確認してみてください。

枚数を考えるセルフチェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個枚数を考える前の段階です。まず「どの部屋のどの窓が困っているか」を書き出すところから始めてみてください。
2〜3個候補の窓が見えている段階です。窓ごとの大きさをメモしておくと、現地調査で区分の見当がつけやすくなります。
4〜6個枚数を決める準備は整っています。現地調査で採寸し、枚数ごとの補助額と自己負担を並べて比べてみてください。

費用と補助金はどう考えますか?

内窓設置は先進的窓リノベ2026事業の対象工事です。補助額は窓ごとの定額の合計で、住宅1戸あたりの上限は100万円、1申請あたり合計5万円以上が条件です。費用は現地調査のうえ、補助額とあわせてお見積りします。

項目 内容 確認先
制度名先進的窓リノベ2026事業(環境省)公式サイト
補助上限住宅1戸あたり100万円同上
対象の下限1申請あたり合計補助額5万円以上同上
申請期間2026年3月31日〜2026年12月31日同上
申請方法登録された窓リノベ事業者を通じて申請同上

補助金は予算の範囲で受け付けられる制度です。申請すれば必ず受け取れるものではなく、本記事は受給を保証するものではありません。制度名・上限額・申請期間・対象工事はいずれも2026年9月時点で公式サイトに掲載されている内容です。要件と対象製品は年度ごとに変わるため、着工前に先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。

現地調査から契約・着工、工事完了・引渡しを経て交付申請に至る流れを4段階で示す図 図 補助金を使うときの進み方(交付申請は工事のあと) STEP 1 現地調査・見積り 窓の仕様と 対象製品を確認 STEP 2 契約・着工 2025年11月28日以降に 着手した工事が対象 STEP 3 工事完了・引渡し 完了と引渡しの後に はじめて申請が可能 STEP 4 交付申請 窓リノベ事業者が 手続きと還元を実施 交付申請は工事完了・引渡しの後です。予約(任意)は最初の工事に着手した以降に行えます。 手続きの詳細・提出書類は年度の公募要領(交付申請の手引き)をご確認ください。 出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト「補助金の交付申請」(2026年9月10日確認)

補助金はどう戻ってくるか

交付申請は工事完了・引渡しの後に窓リノベ事業者が行い、消費者が自ら申請することはできません。補助金は契約代金への充当または現金で還元され、振込は交付決定から1〜2か月を予定すると公式サイトに示されています。複数枚をまとめて申請する場合も、この流れは同じです。制度の全体像は東京都・神奈川県で使える補助金一覧にまとめています。

現地調査で「枚数ごとの補助額」を並べてご提案します

SEPHIRAH(セフィラ)は東京都・神奈川県を中心とする職人直営の窓断熱リフォーム専門店です。現地調査では候補の窓をすべて採寸し、窓ごとのサイズ区分と適合する製品の性能区分を確認したうえで、2枚の場合・3枚の場合と枚数ごとの補助額と自己負担を並べてご提案します。調査とお見積りは無料で、所要時間は30分から60分ほどです。窓1枚からのご依頼にも対応しています。

出典:内窓の費用構成(製品代+工事費)は内窓製品一般の説明にもとづく整理です(工事費の金額・相場は記載していません)。制度内容・補助額の例は先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(2026年9月確認)および当社サイト/subsidy/掲載の額表。合計額は額表の単純合算。当社の体制は当社サイト掲載情報(2026年9月時点)。

内窓の枚数と費用について、よくあるご質問は?

2枚・3枚と複数の内窓を検討するときによくいただくご質問をまとめました。個別の窓の条件に関わる部分は、現地調査の際に窓の状態とあわせてご説明します。

内窓を2枚付けると、費用は1枚のちょうど2倍になりますか?
単純な2倍にはなりにくいのが一般的です。費用は製品代と工事費で構成され、製品代は窓のサイズとガラスの種類で1枚ごとに変わり、工事費は同じ日にまとめて施工するかどうかで変わります。正確な金額は現地調査で採寸したうえでお見積りします。

補助金は枚数が増えるほど増えますか?
先進的窓リノベ2026事業の補助額は窓ごとの定額の合計のため、対象の窓が増えれば補助額の合計も増えます。ただし住宅1戸あたり100万円が上限で、性能区分とサイズ区分によって1枚あたりの金額は異なります。

小さな窓を2枚だけ付けたい場合、補助金は使えますか?
1申請あたり合計補助額5万円以上が条件のため、製品の性能区分とサイズによっては下限に届かないことがあります。たとえば性能区分Sの小サイズ2.2万円が2枚なら合計4.4万円で下限に届きません。別の窓を加える、性能区分の高い製品を選ぶなどの組み合わせで届く場合があります。

リビングと寝室で製品を変えてもよいですか?
問題ありません。窓ごとに向きや悩みが違えば、ガラスの種類や性能区分を変える選び方もあります。同一契約でまとめて申請する場合も、窓ごとに製品と区分を記載して補助額を合計します。

見積りを取る前に、枚数を決めておく必要はありますか?
いいえ。「リビングと寝室で2〜3枚くらい」という段階でかまいません。現地調査で採寸し、枚数ごとの補助額の目安と自己負担額を並べてご提案しますので、そこから枚数を決めていただけます。調査とお見積りは無料です。

候補の窓を書き出すところから

枚数は、窓ごとの区分と補助後の自己負担を並べると決めやすくなります。LINEで窓の写真を送るだけで、使える補助金の目安をご案内します。ご相談・お見積りは無料です。

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