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クールネット東京の対象になる窓の条件は?性能区分と面積の見方

クールネット東京の対象になる窓の条件は?性能区分と面積の見方

9月に入り、朝晩に少し冷え込む日が出てきました。「冬が来る前に窓をなんとかしたい」「東京都の助成があると聞いたけれど、うちの窓は対象になるのか」と、秋のうちに確認しておきたい方も多い時期です。

この記事では、クール・ネット東京が窓口となる東京都の窓助成(令和8年度)について、対象者・住宅・製品・設置時期の条件と、助成額を左右する「性能区分」「面積区分」の読み方を、公式サイトの記載にそって整理します。

作成者 株式会社Sephirah(SEPHIRAH(セフィラ)|マド × 断熱|エコラボ) 会社概要

作成日 2026年9月29日 最終更新日 2026年9月29日 本記事は2026年9月時点の情報です 読了時間 約9分

クールネット東京の窓助成とは、どの制度のことですか?

東京都の「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」の中にある、「既存住宅における省エネ改修促進事業(高断熱窓・ドア・断熱材・浴槽)」のことです。窓口はクール・ネット東京で、令和8年度の事前申込は令和8年5月29日に受付が始まっています。

正式名称は長いが、見るべき要件は5つ

制度の名称は長く、公式サイトでも複数の事業が並んで掲載されているため、どこを読めばよいか迷いがちです。窓に関して確認する要件は「誰が申し込めるか」「どの住宅か」「どの製品か」「いつ設置するか」「どの順番で手続きするか」の5つに絞れます。この5つを順に見たうえで、性能区分と面積区分の読み方に進みます。

制度の全体像は公式サイトで確認する

本記事の内容は、令和8年度の公式ページ(クール・ネット東京 既存住宅における省エネ改修促進事業)を2026年9月10日に確認した内容にもとづいています。助成制度は予算の範囲で受け付けられ、受付が終了する可能性があります。要件や単価は年度ごとに見直されるため、契約の前には必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。

対象になるのは、誰のどんな住宅ですか?

令和8年度の要件では、対象者は「都内に住宅を所有する個人・法人及び管理組合」、対象となる住宅は「都内の既存住宅」です。新築の住宅は対象ではありません。

要件 令和8年度の記載 確認のポイント
対象者都内に住宅を所有する個人・法人及び管理組合住宅の所有者が申込者になる
対象住宅都内の既存住宅都外の住宅・新築は対象外
申込窓口クール・ネット東京事前申込は令和8年5月29日受付開始
受付予算の範囲内上限に達した場合は受付終了の可能性

戸建てもマンションも「所有者」が申込者

戸建てであればその住宅の所有者、分譲マンションであれば専有部の窓は区分所有者が申込者になります。管理組合が対象者に含まれているのは、共用部の窓や建物全体の改修を組合として行うケースを想定したものです。賃貸にお住まいの方は、所有者である貸主が申込者になれるかどうかを含めて、公式サイトの要件で確認が必要です。

対象になる窓工事と製品の条件は?

令和8年度の要件では、令和8年4月1日以降に新たに設置すること、国の補助事業で登録された製品であること、未使用品であることの3点が製品と設置に関する条件です。

条件 令和8年度の記載 見落としやすい点
設置時期令和8年4月1日以降に新たに設置それ以前に設置した窓は対象外
製品国の補助事業で登録された製品製品型番で登録の有無を確認
状態未使用品中古品・再利用品は対象外
手続きの順番事前申込受付後に契約・施工受付前の契約は要件を満たさない

「登録された製品」は型番で決まる

国の先進的窓リノベ2026事業では、対象になる窓やガラスが製品型番ごとに登録されています。東京都の助成もこの登録製品を前提にしているため、「内窓なら何でも対象」ではなく、見積書に書かれた製品型番が登録されているかどうかで判断します。製品の登録状況は施工店が確認できますので、見積りの段階で製品名と型番を明記してもらうと安心です。

設置時期は「令和8年4月1日以降」

令和8年度の助成は、令和8年4月1日以降に新たに設置した窓が対象です。春に工事を終えた窓であっても、この日付より前に設置したものは令和8年度の対象になりません。これから冬に向けて工事を計画する場合は設置時期の条件は満たしやすい一方、手続きの順番(事前申込が先)を守ることが重要になります。

性能区分P・S・A・Bは、どう読みますか?

性能区分は、窓の断熱性能を表す熱貫流率(Uw)の値で決まります。値が小さいほど熱を通しにくく、P・S・A・Bの順に助成単価が高く設定されています。

性能区分 熱貫流率(Uw) 内窓設置・特大の単価
P1.1以下133,000円
S1.1超 1.5以下82,000円
A1.5超 1.9以下32,000円
B1.9超 2.3以下20,000円
内窓設置・特大の面積区分における性能区分P・S・A・Bの助成単価を横棒で比較した図 図1 性能区分による内窓設置(特大)の助成単価の違い P(Uw1.1以下) 133,000円 S(1.1超1.5以下) 82,000円 A(1.5超1.9以下) 32,000円 B(1.9超2.3以下) 20,000円 同じ「特大」でも、性能区分で単価は大きく変わります。製品の熱貫流率で区分が決まります。 令和8年度の内窓設置の助成単価。単価は年度ごとに見直されます。 出典:クール・ネット東京 令和8年度 公式サイト(2026年9月10日確認)

区分は製品の熱貫流率で決まる

熱貫流率は窓1枚あたりどれだけ熱が通り抜けるかを示す指標で、製品ごとに公表されています。内窓では、組み合わせるガラス(単板・複層・Low-E複層など)によって熱貫流率が変わるため、同じ製品シリーズでもガラスの仕様次第で区分が変わることがあります。「どの区分に入るか」は自分で判断せず、施工店が製品型番と登録情報で確認します。

国の区分名(SS・S)と東京都の区分名(P・S・A・B)は別物

国の先進的窓リノベ2026事業では、熱貫流率1.1以下をSS、1.5以下をSと呼びます。一方、東京都の区分名はP・S・A・Bで、同じ「S」という文字でも指す範囲が異なります。見積書や説明で区分名が出てきたときは、「どの制度の区分か」と「熱貫流率の値」をあわせて確認すると混乱しません。

面積区分は、どう測りますか?

面積区分は窓のサイズによる4段階で、特大は4.0㎡以上、大は2.8〜4.0㎡未満、中は1.6〜2.8㎡未満、小は0.2〜1.6㎡未満です。同じ性能区分でも、面積区分で単価が変わります。

面積区分 面積の範囲 住宅でよくある窓の例
特大4.0㎡以上リビングの大きな掃き出し窓など
大2.8〜4.0㎡未満一般的な掃き出し窓など
中1.6〜2.8㎡未満腰高窓など
小0.2〜1.6㎡未満小窓・浴室や洗面所の窓など

概算は「幅×高さ」、正式な面積は公式の手引きで

区分の目安を知るだけなら、窓の幅と高さをメートル単位で測って掛け算すれば概算できます。たとえば幅1.7m・高さ2.0mの窓であれば3.4㎡となり、「大」の区分に入る見込みです。ただし、申込書類に用いる面積をどの寸法で算出するかは公式の手引きに定めがあるため、正式な区分は現地調査の採寸をもとに施工店が確認します。「住宅でよくある窓の例」はあくまで目安で、実際の窓のサイズは住宅ごとに異なります。

区分の境目にある窓は要注意

2.8㎡付近や1.6㎡付近など、区分の境目に近いサイズの窓は、わずかな採寸の違いで区分が変わります。自分で測った概算と施工店の採寸で区分が違う場合があることを前提に、見積書の区分表記を確認しておくと安心です。

助成額はどう計算しますか?

内窓設置の場合、性能区分と面積区分の組み合わせで窓1か所ごとの単価が決まり、窓の数だけ足し合わせます。1住戸の上限は2,000,000円で、1,000円未満は切り捨てです。

性能区分 特大 大 中 小
P(1.1以下)133,000円106,000円72,000円46,000円
S(1.1超1.5以下)82,000円65,000円44,000円28,000円
A(1.5超1.9以下)32,000円26,000円18,000円12,000円
B(1.9超2.3以下)20,000円16,000円13,000円10,000円

上の表は令和8年度の内窓設置の助成単価です。ガラス交換や外窓交換、ドアには別の単価表があり、防犯窓の場合は1住戸の上限が3,000,000円になります。単価や上限は年度ごとに見直されるため、契約前に公式サイトの最新の表でご確認ください。

計算の考え方(内窓設置の例)

性能区分Pの内窓を「大」に1か所、「中」に2か所設置する場合を例にすると、106,000円+72,000円×2か所=250,000円が単価表から計算される金額です。これはあくまで表の単価を足し合わせた計算例で、実際の助成額は事前申込と交付申請の審査を経て決まります。窓の数が多い住宅や大きな窓が多い住宅でも、1住戸あたりの上限額を超えない範囲での助成になります。

制度の上限や単価の見方については、補助金の金額に関するよくある質問でも整理しています。国の制度とあわせた考え方は、東京都・神奈川県で使える補助金一覧をご覧ください。

手続きはどの順番で進めますか?

令和8年度の公式サイトには「設備設置の契約・施工は『事前申込受付後』が条件」と記載されています。契約より先に東京都へ事前申込を行い、受付後に契約・施工へ進むのが正しい順番です。

現地調査・見積りから東京都への事前申込、受付後の契約・施工、交付申請兼実績報告までの流れを4段階で示す図 図2 東京都の窓助成の進み方(事前申込が契約より先) STEP 1 現地調査・見積り 対象製品と区分を 確認して見積り STEP 2 東京都へ事前申込 クール・ネット東京へ 事前申込(受付待ち) STEP 3 受付後に契約・施工 事前申込受付後に 契約し工事を実施 STEP 4 交付申請兼実績報告 工事後に交付申請兼 実績報告を提出 契約・施工は事前申込の受付後が条件です。国の制度とは順番が異なります。 交付申請兼実績報告の受付は令和8年6月30日〜令和11年3月30日(令和8年度公式サイト)。 出典:クール・ネット東京 令和8年度 公式サイト(2026年9月10日確認)

「事前申込受付後」が契約・施工の条件

順番を間違えやすいのは、施工店と話が進んで先に契約を交わしてしまうケースです。東京都の助成を使う予定であれば、見積りの内容が固まった段階で事前申込を行い、受付を確認してから契約と工事の日程を組みます。事前申込を施工店が手伝う場合も、申込者は住宅の所有者である点は変わりません。

交付申請兼実績報告は工事のあと

工事が終わったら、交付申請兼実績報告を提出します。令和8年度の受付期間は令和8年6月30日から令和11年3月30日までとされていますが、予算の範囲で受け付けられる制度のため、上限に達した場合には受付が終了する可能性があります。年内に工事を終える計画であれば、事前申込の時期から逆算して日程を決めておくと進めやすくなります。

うちの窓は対象になりそうですか?

ここまでの条件を、ご自宅に当てはめて確認してみましょう。下のチェックで当てはまる数が多いほど、対象になる可能性を具体的に確認する段階にあります。

東京都の窓助成 対象条件セルフチェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個対象条件の確認はまだこれからの段階です。まず住宅の所在地と所有者、工事の契約状況を整理してください。
2〜3個対象になる可能性はあります。製品の登録状況と面積区分は施工店の確認が必要なので、窓のサイズをメモしておくと相談がスムーズです。
4〜6個条件はかなり整っています。契約の前に事前申込を行う順番を守れば進めやすい状態です。現地調査で製品と区分を確定させましょう。

秋のうちに確認しておきたいことは?

冬前に工事を終えたい場合、9月から10月は日程を組み始める時期です。事前申込が契約より先という順番があるため、逆算して準備を進めます。

01工事したい窓を部屋ごとに書き出し、幅と高さを測って面積の概算を出す

02内窓・ガラス交換・外窓交換のどれが合うかを現地調査で確認し、製品型番と区分を見積書に明記してもらう

03見積りが固まったら、契約より先に東京都へ事前申込を行う

04受付後に契約・施工へ進み、工事後に交付申請兼実績報告を提出する

予算の範囲で受け付けられる制度のため、受付の状況は公式サイトで随時確認してください。焦る必要はありませんが、事前申込と受付にかかる時間を見込んでおくと、年内の工事を落ち着いて進められます。

費用と補助金はどう考えますか?

東京都の助成とあわせて確認しておきたいのが、国の先進的窓リノベ2026事業です。国の制度は手続きの順番が東京都と異なり、交付申請は工事完了・引渡しの後に行います。

項目 内容 確認先
制度名先進的窓リノベ2026事業(環境省)公式サイト
補助上限住宅1戸あたり100万円同上
対象の下限1申請あたり合計補助額5万円以上同上
申請期間2026年3月31日〜2026年12月31日同上
申請方法登録された窓リノベ事業者を通じて申請同上

補助金は予算の範囲で受け付けられる制度です。申請すれば必ず受け取れるものではなく、本記事は受給を保証するものではありません。制度名・上限額・申請期間・対象工事はいずれも2026年9月時点で公式サイトに掲載されている内容です。要件と対象製品は年度ごとに変わるため、着工前に先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。

現地調査から契約・着工、工事完了・引渡しを経て交付申請に至る流れを4段階で示す図 図 補助金を使うときの進み方(交付申請は工事のあと) STEP 1 現地調査・見積り 窓の仕様と 対象製品を確認 STEP 2 契約・着工 2025年11月28日以降に 着手した工事が対象 STEP 3 工事完了・引渡し 完了と引渡しの後に はじめて申請が可能 STEP 4 交付申請 窓リノベ事業者が 手続きと還元を実施 交付申請は工事完了・引渡しの後です。予約(任意)は最初の工事に着手した以降に行えます。 手続きの詳細・提出書類は年度の公募要領(交付申請の手引き)をご確認ください。 出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト「補助金の交付申請」(2026年9月10日確認) 先進的窓リノベ2026事業と東京都の窓助成について、区分名と手続きの順番の違いを対比した図 図3 国の制度と東京都の助成の違い 国:先進的窓リノベ2026 東京都:省エネ改修促進事業 性能区分はSS・Sなど 交付申請は工事完了・引渡し後 登録された窓リノベ事業者が申請 申請は2026年12月31日まで 性能区分はP・S・A・B 事前申込受付後に契約・施工 申込者は住宅の所有者 交付申請兼実績報告は工事後 同じ窓の工事でも、制度ごとに区分名と手続きの順番が異なります。併用の可否は各公式サイトで確認してください。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(両制度の公式サイト記載の整理・2026年9月)

現地調査で「対象製品と区分」を確認します

SEPHIRAH(セフィラ)は東京都・神奈川県を中心とする職人直営の窓断熱リフォーム専門店です。現地調査では窓の向き・大きさ・既存サッシとガラスの種類・周囲の建物や樹木による日かげの状況を確認し、製品の登録状況と性能区分・面積区分をふまえてお見積りします。補助金の申請や書類作成などの手続きは専門スタッフが代行し、準備段階から受け取りまでサポートします。調査とお見積りは無料で、所要時間は30分から60分ほどです。窓1枚からのご依頼にも対応しています。当社の補助金サポートについては補助金サポートのページをご覧ください。

出典:東京都の助成内容はクール・ネット東京 令和8年度「既存住宅における省エネ改修促進事業」公式サイト(2026年9月10日確認)。性能区分・面積区分の読み方は同サイトの記載にもとづく整理です(数値による効果の断定は行っていません)。国の制度内容は先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(2026年9月確認)。当社の体制は当社サイト掲載情報(2026年9月時点)。

クールネット東京の窓の条件について、よくあるご質問は?

対象条件と区分の読み方でよくいただくご質問をまとめました。制度の要件は年度で変わるため、最終的には公式サイトと現地調査でご確認ください。

賃貸に住んでいますが、対象になりますか?
令和8年度の公式サイトでは、対象者は「都内に住宅を所有する個人・法人及び管理組合」とされています。お住まいの住宅を所有していない場合は、所有者(貸主)が申込者になれるかを含めて、公式サイトの最新の要件でご確認ください。

どの内窓製品でも対象になりますか?
令和8年度の要件では「国の補助事業で登録された製品」であること、かつ未使用品であることが条件です。製品ごとに熱貫流率の値が公表されており、その値で性能区分(P・S・A・B)が決まります。製品型番の確認は施工店に任せるのが確実です。

契約してから申し込んでもよいですか?
令和8年度の公式サイトには「設備設置の契約・施工は『事前申込受付後』が条件」と記載されています。順番が前後すると要件を満たさなくなるおそれがあるため、契約の前に事前申込の段取りを施工店と確認してください。

国の先進的窓リノベ2026事業と一緒に使えますか?
併用の可否や条件は年度や制度の運用で変わるため、本記事では断定していません。国の公式サイトと東京都の公式サイトの両方で、最新の併用条件をご確認ください。当社の現地調査でも、その時点の公式情報をもとにご説明します。

面積区分は自分で測って決めてよいですか?
区分の目安を知るための概算は自分で測っても構いませんが、申込書類に用いる面積は公式の手引きの算出方法に従う必要があります。当社では現地調査の採寸で製品ごとの区分を確認し、見積りに反映します。

うちの窓が対象かどうか、写真から確認できます

対象製品と区分は現地調査で確定しますが、その前の目安はLINEでご案内できます。LINEで窓の写真を送るだけで、使える補助金の目安をご案内します。ご相談・お見積りは無料です。

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