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空き巣は窓から侵入する?連休前に見直したい窓の防犯対策

空き巣は窓から侵入する?連休前に見直したい窓の防犯対策

シルバーウィークや秋の行楽で、家を空ける機会が増える季節です。出かける前に玄関の鍵は確かめても、窓の鍵まで一つひとつ見て回ることは少ないのではないでしょうか。

この記事では、空き巣の侵入経路として窓がどう位置づけられているか、狙われやすい窓の状態と、連休前に見直したい習慣、内窓が防犯にどう働くかを整理します。統計の割合や効果の数値は示さず、考え方の順番をお伝えする内容です。

作成者 株式会社Sephirah(SEPHIRAH(セフィラ)|マド × 断熱|エコラボ) 会社概要

作成日 2026年9月23日 最終更新日 2026年9月23日 本記事は2026年9月時点の情報です 読了時間 約7分

空き巣は、本当に窓から侵入するのですか?

警察や自治体が行う住宅の防犯啓発では、玄関と並んで窓が主な侵入経路として繰り返し取り上げられています。窓は玄関より数が多く、無施錠のまま忘れられやすい部分でもあるため、住まいの防犯を見直すときは窓から確認するのが基本です。

侵入されやすい窓の状態と、侵入をためらわせる方向に働く窓の状態を対比した図 図1 狙われやすい窓と、避けられやすい窓 狙われやすい窓の状態 避けられやすい窓の状態 鍵が掛かっていない 道路や隣家から見えにくい 足場になる物が近くにある ガラス1枚で補助錠がない 施錠と補助錠が習慣になっている 人目に付きやすく照明がある 足場になる物を置いていない 2枚の窓や割れにくいガラス 侵入に手間と時間がかかる状態にすることが、窓の防犯の基本的な考え方です。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(住宅の防犯に関する一般的な整理・2026年9月)

「無施錠」は最も単純で、最も多い弱点

どれだけ頑丈な窓でも、鍵が掛かっていなければ意味がありません。トイレや浴室の小窓、2階の窓、普段開け閉めしない部屋の窓などは、施錠を忘れたまま何日も過ぎていることがあります。窓の防犯は、まず「すべての窓に鍵が掛かっているか」を確かめる習慣から始まります。

人目・足場・時間の3つが判断材料になる

侵入する側の立場で見ると、「見られにくいか」「窓に届くか」「短時間で開けられるか」が判断材料になるとされています。道路や隣家から見えにくい窓、物置やカーポートの屋根など足場になる物が近くにある窓、鍵が1つしかない窓は、この3つの条件が揃いやすい場所です。

連休で家を空ける前に、見直したい習慣は?

工事をしなくても、出発前の習慣で変わる部分があります。連休前のチェックとして、次の点を確認してみてください。

01すべての窓の施錠を、部屋ごとに一つひとつ確認する

02補助錠がある窓は、クレセント(鍵)と補助錠の両方を掛ける

03トイレ・浴室・洗面所の小窓と、2階の窓を忘れずに確認する

04窓の近くに置いた脚立・物置・植木鉢など、足場になる物を片付ける

05郵便物や新聞がたまらないよう、留守が分かりにくい状態にしておく

この習慣は連休のときだけでなく、日常の外出でも同じです。「窓の鍵を全部確かめる」を出発前の決まりごとにしておき、習慣で足りない部分が見えてきたときが、窓そのものの対策を考える段階です。

侵入されやすい窓には、どんな特徴がありますか?

同じ家のなかでも、窓によって狙われやすさは違います。「場所」「状態」「習慣」の3つの観点で、ご自宅の窓を見直してみてください。

観点 狙われやすい例 見直しの方向
場所道路から見えない裏手や側面の窓。足場になる物が近い窓足場を片付ける。照明で人目に付きやすくする
状態ガラス1枚で補助錠がない窓。建て付けがゆるみ、鍵が掛かりにくい窓補助錠を足す。窓自体の見直しを検討する
習慣換気のため少し開けたままにする窓。施錠を忘れがちな小窓出発前の施錠確認を決まりごとにする

「場所」と「習慣」の見直しは、費用をかけずに今日から始められます。「状態」の見直しは補助錠のような小さな対策から、窓自体を変える対策まで幅があります。次の節で、窓自体の対策の種類を整理します。

窓の防犯対策には、どんな選択肢がありますか?

窓の防犯対策は、習慣の見直しから窓そのものを変える方法まで段階があります。費用と手間の小さい順に並べると、進め方が見えてきます。

習慣の見直し、後付けの小さな対策、窓自体の対策という3段階を順に示した図 図2 窓の防犯対策の段階 STEP 1 習慣の見直し 全窓の施錠確認 足場になる物の片付け STEP 2 後付けの対策 補助錠・防犯フィルム 窓用の警報器 STEP 3 窓自体の対策 内窓の追加 防犯ガラスへの交換 手前の段階ほど費用と手間が小さく、奥の段階ほど窓の性能そのものが変わります。 出典:SEPHIRAH(セフィラ)作成(住宅の防犯対策の一般的な整理・2026年9月)

後付けの対策は「時間を稼ぐ」発想

補助錠は鍵を2つにして開ける手間を増やし、防犯フィルムはガラスを割って手を入れるまでの時間を延ばす方向に働きます。いずれも侵入を完全に防ぐものではありませんが、「短時間で開けられる窓」から外れることが狙いです。既存の窓のまま導入できるため、連休前の対策として取り入れやすい方法です。

窓自体の対策は断熱と兼ねられる

内窓の追加や防犯ガラスへの交換は工事が必要ですが、窓の性能そのものが変わります。特に内窓は、もともと窓の断熱を目的とした製品のため、防犯の見直しと冬前の寒さ対策を同じ工事で兼ねられます。窓の防犯や防音に関する対策の全体像は防音・防犯に関するお悩み対策のページにまとめています。

内窓は、防犯にどう働きますか?

内窓は既存の窓の内側にもう1枚窓を加える方法です。外から室内に入るには2枚の窓を順に開ける必要があり、侵入に手間と時間がかかる方向に働くとされています。侵入を防ぐことを保証するものではありません。

内窓の鍵は室内側にあるため、外からは既存の窓を開けたあとに、もう1枚の窓と向き合うことになります。内窓のガラスに割れにくいタイプを選べる製品もあり、既存窓の状態にあわせて組み合わせを検討します。内窓の仕組みや製品の考え方は内窓設置についてのページで解説しています。

冬前に「防犯と寒さ」をまとめて考える

9月は連休で家を空ける機会が増えると同時に、冬の寒さ対策を考え始める時期でもあります。道路から見えにくい窓や、ガラス1枚の古い窓は、防犯の面でも寒さの面でも弱点になりやすい場所です。連休前の施錠確認で気になった窓があれば、冬前の見直し候補としてメモしておくと、防犯と断熱を別々の工事にせずに済みます。

うちの窓、防犯の見直しが必要ですか?

窓の場所・状態・習慣によって、見直しの優先度が変わります。下のチェックで確認してみてください。個人情報の入力はありません。

窓の防犯 セルフチェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個窓の防犯はおおむね意識できている状態です。連休前の施錠確認を続けてください。
2〜3個習慣と後付けの対策で改善できる余地があります。足場の片付けと補助錠から始めてみてください。
4〜6個窓の場所・状態・習慣のいずれにも弱点がある可能性が高い状態です。習慣の見直しとあわせて、窓自体の対策を検討する段階です。

費用と補助金はどう考えますか?

内窓の設置は、国の補助制度の対象になる場合があります。防犯が目的であっても、対象として登録された製品であれば要件は同じです。防犯性能そのものは補助の要件ではない点も含め、制度の概要を押さえておきましょう。

項目 内容 確認先
制度名先進的窓リノベ2026事業(環境省)公式サイト
補助上限住宅1戸あたり100万円同上
対象の下限1申請あたり合計補助額5万円以上同上
申請期間2026年3月31日〜2026年12月31日同上
申請方法登録された窓リノベ事業者を通じて申請同上

補助金は予算の範囲で受け付けられる制度です。申請すれば必ず受け取れるものではなく、本記事は受給を保証するものではありません。制度名・上限額・申請期間・対象工事はいずれも2026年9月時点で公式サイトに掲載されている内容です。要件と対象製品は年度ごとに変わるため、着工前に先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。

現地調査から契約・着工、工事完了・引渡しを経て交付申請に至る流れを4段階で示す図 図 補助金を使うときの進み方(交付申請は工事のあと) STEP 1 現地調査・見積り 窓の仕様と 対象製品を確認 STEP 2 契約・着工 2025年11月28日以降に 着手した工事が対象 STEP 3 工事完了・引渡し 完了と引渡しの後に はじめて申請が可能 STEP 4 交付申請 窓リノベ事業者が 手続きと還元を実施 交付申請は工事完了・引渡しの後です。予約(任意)は最初の工事に着手した以降に行えます。 手続きの詳細・提出書類は年度の公募要領(交付申請の手引き)をご確認ください。 出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト「補助金の交付申請」(2026年9月10日確認)

現地調査で「窓の場所と状態」を確認します

SEPHIRAH(セフィラ)は東京都・神奈川県を中心とする職人直営の窓断熱リフォーム専門店です。現地には代表が直接うかがい、窓の大きさや既存サッシとガラスの種類、鍵の掛かり具合を確認したうえでご提案します。調査とお見積りは無料で、所要時間は30分から60分ほどです。窓1枚からのご依頼にも対応しており、気になる窓だけを先に見直す進め方も可能です。

出典:窓の侵入経路と防犯対策の考え方は、警察・自治体の防犯啓発に共通する一般的な説明にもとづく整理です(統計の割合や数値による効果の断定は行っていません)。制度内容は先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(2026年9月確認)。当社の体制は当社サイト掲載情報(2026年9月時点)。

窓の防犯について、よくあるご質問は?

窓の防犯に関するご相談で多い質問をまとめました。連休前の見直しにお役立てください。不明な点は現地調査の際にあわせてお尋ねください。

内窓を付ければ、空き巣に入られなくなりますか?
内窓は既存の窓の内側にもう1枚窓を加える製品で、外から室内に入るには2枚の窓を順に開ける必要があります。侵入に手間と時間がかかる方向に働くとされていますが、侵入を防ぐことを保証するものではありません。施錠の習慣や補助錠など、他の対策と組み合わせて考えてください。

2階の窓は対策しなくても大丈夫ですか?
2階の窓も、雨どいや物置、カーポートの屋根などが足場になると届く場合があります。「2階だから」と施錠を省く習慣がないか、足場になりそうなものが窓の近くにないかを確認しておくと安心です。

防犯ガラスと内窓は、どちらが防犯に向いていますか?
防犯ガラスは1枚のガラスを割れにくくする方法、内窓は窓の枚数を増やして手間を増やす方法で、考え方が異なります。既存の窓の状態や、断熱・防音も同時に見直したいかどうかで選び方が変わります。現地調査で窓ごとに確認したうえでご提案します。

連休中に家を空けるとき、窓で気をつけることは?
すべての窓の施錠を出発前に確認し、補助錠がある窓は補助錠も掛けておきます。トイレや浴室の小窓など、普段閉め忘れやすい窓ほど確認が必要です。カーテンを完全に閉め切るかどうかは、留守が分かりにくい状態を意識して判断してください。

防犯目的の内窓も、補助金の対象になりますか?
先進的窓リノベ2026事業は窓の断熱性能に対する補助制度で、目的が防犯であっても、対象として登録された製品を登録事業者を通じて設置すれば対象になり得ます。防犯性能そのものは補助の要件ではなく、対象製品かどうかは製品ごとに確認が必要です。

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